嫁化する娘
はぁー娘ってなんてかわいいのだろう!!
夕食のときは隣に座り、お互い酒の肴をつまみながらビールと牛乳で乾杯! 時にはお酌までしてくれるというサービス。
寝る時は寝室まで手を引いてくれて逆エスコート。
洗濯籠に汚れ物をシュート! おしいっ! はずれたっ! なんてときには、トコトコと向かい、洗濯籠へきちんと汚れ物を入れてくれる。
お風呂へ一緒に入ると「ハイ、頭洗って。 横っちょも洗ってねー」と、自分がいつも言われているように指図してくれる。
オイの息子、すなわち娘の兄には、まるで母親のように接する。 「あーまたこぼして。 ちゃんと自分で拭きなさい」だとか「お菓子ばかり食べちゃダメ」なんて口うるさく言う。
だんだん成長するに伴い、オイに対しても小言が多くなってきた。
「あーけむたい。 タバコはベランダで吸いなさい」「この部屋男臭ー(祖母のマネ)」「いつまで飲んでんのよ!」「(携帯に電話がかかってきて)早く帰ってきなさい!何時だと思ってんのよ。」「遊びに連れて行け」
まるで嫁である
お風呂に何歳まで一緒に入ってくれるのかとか、決して嫁にはやりたくないだとか、やっぱり反抗期ってあるのかなとか、イロイロ月並みな想像もしてみるけども、ともかく娘がいてよかったな、って実感する毎日。 3人目の子は男だと判明したけれど、もう一人ぐらい女の子欲しいなって思うほど、女の子ってカワイイし。