麦焼酎 思案橋
「へぇ~。 長崎にもリンガーハットあるんですねぇ。」
なんて東京らへんから来た男に言われたわけだが、「いやいや、リンガーハットは長崎出身ですけんね。」と答えつつ、(そんなことも知らんのかオマエは。 ちゃんぽんっていやー長崎やろうがこん)と心で思いつつ、リンガーくんも出身地がわからなくなるほど大きく成長したのですね(意味わからん)と感慨ぶかげなオイでした。
「銅座」という長崎の飲み屋街があるわけだけど、これもよその方々にたびたび大体こんな意味で尋ねられる。 「あ、銀座よりも若干落ちるから銅座?」
なんで銅座という名前かは知らんが、「うーん、カンケイないんじゃないっすか。」なんて答えるわけです。 ちょっとそのへん詳しくなる為に、長崎検定でも受けてみようかと考えるオイでした。
酒屋で「思案橋」なる麦焼酎を買ってみようと思ったのはこんな流れからで、その存在は前々から気付いていたんだけど、「これ美味いのか?」と少し警戒していたわけです。 しかし一長崎人として、やはり馴染みの地名を冠した商品があると、買わずにはいられないわけです。 この際、味がどうのこうのは関係ないわけです。 おそらく郷土愛なわけです。