暴れる水滴
朝起きて前掛けを装着し、朝食の準備に取り掛かり、目玉焼きを家族分焼きあげてから銘々の器に乗せ、即フライパンをタワシでこすり洗いしてから火にかけて水気を飛ばしてフックに引っ掛ける。
毎日当たり前の光景なのだが、今朝フライパンを火にかけていたところ、そこへ洗ったばかりの皿の水滴が偶然落ちて「ジュッ」と一瞬で蒸発する様を見た。
その光景がありきたりなようでいて新鮮で、今度はわざと水滴を落とした。 鍋肌に接した瞬間水滴は散々暴れながらだんだん小さくなっていき、消える。
コップに水を注ぎ、たらしたらし何度もその光景を観察していたところ「飯まだ~」と子供たちから声がかかり我に返った次第です。

