本を読む
- 論語の時代と違う点は、読む価値のない本が大量に出版されていることです。 このため、どの本を選ぶかが重要になります。
- 新聞について、個人に必要なのは一部です。 隅から隅まで読むというのは無意味です。
- 本というのは同じ本でもそれを読んだ時の年齢によって評価も感動もえらく違ってきます。
- 問題は、紙の量が増えたにもかかわらず、仕事のやり方が昔とあまり変化していないことです。
- ハードディスクの容量は人間のスケールを超えてしまいました。
- 学ぶということの中で「読む」ことが占める割合は大きいものです。 自分が直接経験したわけでもない知識を、時間や空間の障壁を越えて獲得できるのも、 私たちが「読む」ことができるからです。
- 積極性の高い読書ほど、良い読書。
- 書物には味わうべきものと、飲み込むべきものがある。 わずかだが、よく噛んで消化すべきものもある。 フランシス・ベーコン
点検読書
質の高い、読むべきである本を手にしたいが、いちいち中身を吟味して選ぶ時間はありません。 そこで本の品定めをすべく下読みをします。
そのためには目次を見ます。 著者は目次を作ることに相当な時間をかけているものだからです。
索引がついている場合は、そこを見るのも重要です。 又、カバーに書いてあるのは自己宣伝ばかりではありません。 著者が自分の本の論点を要約していることもあります。
本の議論のかなめとなる章に目を通します。 ところどころ拾い読みをするわけです。
ゆっくり丁寧に読んで、完全に理解しなければならない本はごくわずかしかありません。
難解な本を読むには
はじめて取り組む本は、とにかく読み通すことだけを考えます。 理解できない箇所があっても、考え込んだりせず、 先へ進みます。 再読すれば、ずっとわかるようになるに違いありません。
良い本は読者にとって難解なものです。 むずかしいぐらいの本でなくては、 読者にとって良い本とはいえません。 そういう本に向かって読者は背伸びをし、 自分をそこまで引き上げなくてはなりません。 本の余白には、色々メモをします。
プロット(小説、脚本の筋書)
『トム・ジョーンズ』のプロットは、
- 若者が娘に会う
- 若者は娘を失う
- 若者は娘を得る
という型です。これはすべてのロマンスのプロットです。 世の中にプロットと呼ばれるものは、少ししかありません。
プロットは同じなのに、面白い話とつまらない話の違いが生まれるのは、著者がそれをどう料理するかにかかっています。
文学書と教養書の違い
教養書が伝えるものは、知識です。 読者がすでに経験したことや、これから経験するかもしれないことについての知識です。 文学書が伝えるものは、経験それ自体です。
小説の読み方
小説は一気に読むものです。 長編小説でも、できるだけ短時間で読むようにします。
悪い本
熟練の読者が、どんなに努力して読んでも統一性が見いだせないような本は、 たとえ評判が良いものでも悪い本と思ってよいものです。 一方、 著者にしてみれば、たとえ読者に誤解されて的外れな読み方をされても、抗議することもできません。
本を睡眠薬に
恐ろしく難解な本や退屈な本を手に寝床へつき、照明を暗くして読めば、 2、3分のうちにたちまち寝てしまうことうけあいです。
参考文献
- 『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ
- 『ユダヤ人大富豪の教え』本田 健
- 『お金の哲学『中島 薫
- 『餃子屋と高級フレンチではどちらが儲かるか?』林 總
- 『経済ってそういうことだったのか会議』竹中平蔵・佐藤雅彦
- 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ
- アダム・スミス「国富論」
- 悪童日記
- 山崎 武也「一流の条件」
- リーダは半歩前を歩け:姜尚中
- 山田 真哉「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
- 内田東「ブランド広告」
- 堀場 雅夫「仕事ができる人できない人」
- 1回きりのお客様を「100回客」に育てなさい! 高田靖久
- 後藤光正氏『2つの名刺を持ちましょう』