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2008/03/02 飯物

スシメシ仕込みのオムライス

スシメシ仕込みオムライス

行きつけの寿司屋でバッテラの作りたてと一日おいてよくしまったのではどちらが好みかという食べ比べに没頭していたとき、女将さんがビニール袋を提げて後ろに立った。

「スシメシがあまっちゃったのよね。 持って帰って食べない?」という。

「あー恐れ入ります喜んで。 子供らに手巻き寿司作ってやります。 プロが作ったスシメシを頂戴できるなんて光栄であります。」

と答える。 女将さんがいうには、スシメシでケチャップご飯を作るとかなり美味しいらしい。 なるほど早く作りたくてウズウズしてきた。

早速帰宅し、頂戴したすし飯でオムライスを作ってみた。 これがまたマジで旨い。 ケチャップはご飯が色づく程度使用するだけでよく、なおかついつものケチャップご飯と比べて奥深い風味だ。 大皿にテンコ盛りで作ったスシメシオムライスは、子供たちにより一瞬で食べつくされてしまった。

自家製寿司を楽しみ、スシメシが余った際には次の日にでもケチャップご飯に活用することを是非、強烈におすすめする。

2008/01/10 飯物

優秀な海苔の佃煮に絶句

海苔の佃煮

次男は離乳食を食べるようになった。

昆布だしでカボチャを煮てペースト状にしたものをやけに美味しそうに食べたり、利尻産の昆布そものもにしゃぶりついたりしている。

最近になり昆布だしを卒業し、カツオダシになった。 こうして徐々に、食品になれさせたほうがよいそうだ。 晩酌中に抱っこして、鯛の刺身を食べさせようとしたらムチャクチャ怒られたのは当然のことだったのだ。

最近やたらと無添加食品が我が家に置いてあるのは、嫁が食に目覚めたからだ。 保育園の講習会かなんかで、給食のおばさんからイロイロと教えてもらったらしい。 ウチの子どもたちが通う保育園でだされる食事はおやつも含めて全て無添加無農薬なのだとか。 へーえ。

嫁と買い物へ行くと、これも添加物たっぷり、あれも添加物だらけ、あーでもない、こーでもないと少しウザイ。 日常使用する食品で無添加のものは少ないということはよく知っている。 息子が大好きなとあるふりかけの売られているコーナーへつれていき、毎日ご飯にふりかけて食べているそのふりかけの袋の裏に記載されている原材料を見せる。

原材料名:わかめ、ごま、食塩、ぶどう糖、砂糖、調味料(アミノ酸等)、酸味料

本来ならば、ふりかけの材料として必要なものは、わかめ、ごま、食塩のみでよいのではなかろうか? ぶどう糖、砂糖、調味料(アミノ酸等)、酸味料は何故必要なのか?

それについてオイはよくわからんが、余計なものと考えられるものが入っているものよりも、入ってないもののほうがよいに決まっていると解釈するが、この辺の問題は深く、複雑なのでその程度の判断基準しかない。

とにかくいつも息子の為に買っているふりかけに添加物が入っていることが気に入らないらしく、ふりかけコーナーをくまなく探して、無添加と銘打ったふりかけを見つけ出し、カゴに入れる。 どうやら無添加のふりかけになると多少割高になるようだ。 しかも種類が少ない。

添加物に対する嫁の反応が面白いので、他にも色んな食品の原材料表示を見てみようという話になる。

娘が大好きなとろろ昆布。 原料は昆布だから、さほど添加物は入っていないだろうと予測しながら袋を裏返す。

原材料名:昆布、醸造酢、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、純米酢、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類

うーんすごい。 これじゃ添加物食ってるのか昆布食ってんのかわかりゃしねえ、増粘多糖類って何? と、オイも少しムキになってきた。 数種類あるとろろ昆布をくまなく調べた結果、ひとつだけ化学調味料無添加のとろろ昆布を発見した。 原材料は、昆布と米酢のみ、潔い。 よし我が家のとろろ昆布は今度からこれにしましょう。

オイが大好きな海苔の佃煮の瓶には調味料(アミノ酸等)や安定剤(タマリンド)、カラメル色素等などが入っている。 鯨の冷凍肉なんかは、ただ鯨を茹でてあるだけだと思いきや、思い出すこともできないような化学物質名が記されていた。

肉売り場では、新鮮そうな牛モツが売られていた。 一見原材料表示はなさそうであり、牛モツと書いてあるからには材料は牛モツだけだろうと思いながらもパックを手に取りあちらこちら見てみたら、裏にしっかりと原材料表示のシールが貼られていた。

原材料:牛ホルモン、アルコール

これには嫁とふたりで「えーっ」と驚いてしまった。 何故牛モツにアルコールが入っているのか? そうすることで美味しくなるのかそれとも加工上の問題なのか、謎である。

とにかく化学調味料は大体のものに入れられており、調味料(アミノ酸等)の表示は見飽きた。 化学調味料が使われていない食品のみで献立を考えることは非常に難しいという現実があった。

買い物した後の腹ごしらえに、パン屋に向かう。 お気に入りの卵アンドサラダサンドを手に取り、気にしたこともない裏張りをチェックしてみると、そこにはおびただしい数のおよそサンドイッチには必要ないであろう添加物の数々が記されていた。 あまりの多さに全てを覚えていないが、増粘多糖類やここでもやはり調味料(アミノ酸等)。 これには思わず考え込むしかなかった。

最後にいつもカツオブシを買う乾物屋さんに寄り、羅臼昆布とカツオブシを買う。 カラスミが置いてあったのでそれも買う。 と、その横に海苔の佃煮の瓶が置いてあった。 どーせ調味料(アミノ酸等)なんでしょハイハイと裏貼りを見てみたら、なんと、調味料(アミノ酸等)が入っていないのである!

一瓶600円チョットと、普段買う海苔の佃煮よりは高いのだが値段ではない。 ひとつ買ってみる。 はやく家に帰って温かいご飯の上にのせて食べてみたい。

早速茶碗に山盛りご飯をよそい、海苔の佃煮をのせ、ほうばる。 海苔の風味がほどよく感じられ、美味しい。 うまいうまいとワシワシやりながら、その瓶を手に取り、裏貼りをよく眺めてみる。

調味料(アミノ酸等)や酵母エキスなどで人工的に強く味付けした食品を常食されている方には、当店の製品は物足りなく感じられることがあります。

と書かれてある。 確かめる為に冷蔵庫に常備してあるいつもの海苔佃煮を取り出し、食べ比べてみる。 たしかに味自体はいつもの方が若干濃いようではあるが、海苔の風味があまり感じられない。 したがって、今日買ってきた海苔の佃煮のほうが美味しいという結論になる。 ちなみに原材料表示を記すと以下のようになる。

原材料:だし(水・鰹節・天然真昆布)34.5%、水飴(甘薯澱粉・麦芽)23.9%、醤油(大豆・小麦・塩)23.5%、のり5.7%、青のり5%、酒(米・米麹)3.7%、味醂(糯米・米麹・米焼酎)3.7%

各パーセントはそれぞれ材料の含まれている割合を表示しているものだろう。 多いものから順に列記されているようだ。 そういえば昨年その順番がどうのこうのというお菓子があったっけな。 とにかく原材料自体も無添加のものを使用しているようだ。 すばらしい。 これほど美しい裏貼りは初めてだ。

とろろ昆布もいつものと無添加のものを食べ比べてみた結果、味はかわらない。 賞味期限もほぼ差がない。なのに、どうしてあれほどまでに化学調味料をテンコ盛りしなければならないのか、それを知りたい。

※海苔の佃煮にさほど海苔が入っていないという事実に多少ビックリした。

2007/11/24 飯物

オイ丼

オイ丼

オイは、おいどんは、ついに、オイ丼を発明したのでごわす。

オイ丼とはオイのオイによるオイのためのどんぶりであり、オイの独断と偏見により作り出されたものである。 オイ丼の作り方に関してはいかなる改変も許されず、万が一その規約を破った場合は、オイ丼組合から永久追放されるという厳しい罰則によって、オイ丼は保守されているのだ。

ウソ。

オイ丼は東海林さだおさんが発明したもので、おでんの丸かじりに作り方が載っていた。 オイ丼とはオイルサーディンドンブリのことである。

オイ丼の作り方

  1. オイルサーディンの缶を開けて、火にかける。
  2. 丼に熱いご飯を盛り、上からゆで卵の白身のみじん切り、たまねぎのみじん切りを散らす。
  3. 上からオイルサーディンをあける。
  4. カイワレ菜と梅干のみじん切りを散らす。 完成。
オイルサーディン

結論から言うと、オイ丼はかなりイケる。 オイルサーディンのオイルと梅干の塩気が合う。 卵の白身とタマネギのみじん切りも絶対に必要だ。 ちなみにオイルサーディンの缶を火にかけるときはコンロに網を敷いてその上に缶を乗せてやると安定するし、まずはじめにゆで卵は作っておいたほうが作業がスムーズ。 半熟に作って残った黄身は味噌漬けにすればムダがない。 梅干はカリカリ系を使うと東海林さんはおっしゃる。

是非一度試してみてください。

オイサートーストもどうぞ

2007/07/31 飯物

ウナギ半額に狂喜乱舞したその後

unagimesi

たしか7月初旬だったと思うが、いつものスーパーへ買出しに行くと、中国産ウナギの蒲焼が半額で売られていた。 通常980円のところが490円である。

半値で売られているウナギなんて見たことないし、ウナギがやけにデカい。 中国産らしいが、「国産」と表記されていても外国産なんて話もあるそうではないか。 たとえば中国産のウナギを輸入してきて浜名湖でしばらく泳がせると浜名湖産になるとかどうとか・・・・。 よって中国産でも全然構わない知ったこっちゃーない。 5パック購入する。

しかしやけにデカいウナギだなーと感想を述べながら焼きなおす。 表面のタレがジリジリと焼けてきてうまそうな香りが漂う。 焼きあがったウナギは酒肴にしたり、家族にウナギ丼を作ってあげたりして堪能した。

中国産ウナギをかぶりついてから2、3日して、ニュースで中国産の食品についてあれこれ論じられていた。 中でも中国産のウナギは危険だとかいう話。 すでに消化してしまっているにも関わらず、若干焦る。 オイはさておき、子供らは大丈夫なのだろうか。

土用の丑の日が直前に迫った。 ニュースによると、品質への不安から中国産ウナギへの不信感が高まっており、国内で養殖された国産ウナギに人気が集まっているのだとか。 そうなると、国産うなぎの価格は高騰するかもしれん。 土用の丑の日当日ともなれば、高騰することも考えられる。 こりゃ前もって買っておかねばということで、去年利用したウナギ屋で国産らしいウナギの蒲焼を数本購入する。

土用の丑の日当日。 スーパーへ行くとウナギがズラリと並べられている。 国産ばかりでなく、オイが購入し、食べて、その後心配になった中国産の巨大ウナギも売られている。 しかも半額ではない。 980円である。 しばらく見ていると、おばちゃんたちが1本、2本とウナギの蒲焼を買い物カゴに入れて去っていく。 産地、値段、大きさを十分吟味し、厳選しながらカゴに入れるひともいれば、数日前のオイのように安くて巨大な中国産ウナギだけに集中し、沢山カゴに入れるおばちゃんもいる。 ウナギの買い方を見ていると、その人のライフスタイルが垣間見えてくる気がしないでもない。

娘はウナギ丼を作ってあげても蒲焼の切り身が大きいと「骨が刺さる」とか言って食べない。 なのでみじん切りにしてご飯にのっけてやる。 すると喜んで食べる。

ウナギ昨今

ワシントン条約締約国会議の決定でウナギの稚魚の輸出が規制されることになるらしい。 ウナギ供給不足、さらに拍車がかかる。

2007/02/11 飯物

卵かけご飯

tmgsy

卵かけご飯を食べる場合、あらかじめ卵を器に割りいれて、黄身と白身が完全に混ざるまで徹底的にかき混ぜ、それを白いご飯にかけて、醤油をたらして食う人がいる。 いや、ご飯にかける前の段階で器の中のたまごに醤油をかけ、やはりよくかき混ぜて卵を醤油色に染めて、それをご飯にかけて食う人がいる。

卵は温かいごはんの上に直接割りおとし、それからご飯と徹底的に混ざるまでかき混ぜて、醤油をかけて食う人がいる。 その際、茶碗の中のご飯の中心部に穴を掘り、そこへ卵をすっぽりと落とし込む人もいる。

卵ごはんには白身を入れず、黄身だけを用いる人とか、小ネギなど薬味を散らさないとダメな人とか、赤卵でしか卵かけご飯はやらない人とか、白いヒモ状のカラザを徹底的に取らねばダメな人とか。

日本人というのは、卵かけご飯に相当なこだわりを持っているのだ。 さらにひところよくあった卵かけご飯専用醤油じゃなきゃ卵かけごはんは食わないという人も中にはいるのかもしれない。

オイは卵かけごはんを食う場合、湯気の立つ白いご飯の上に卵を割りおとし、醤油を適当にかけて、箸を黄身に突き刺し、2、3回ザーっとまぜてススりこむ。 なんちゅうかこう、卵を完全にご飯に混ぜて食うのはイヤだ。 黄身の部分や白身の部分がランダムにいい加減にまざっているぐらいが好み。 ご飯に穴を掘ったりするのもメンドクサイし。 ただひとつこだわりたいのは、やはり炊きたてのご飯を用いるということだけか。

2007/01/25 飯物

どっから容器入りご飯で完食

dokkara_in

我が家の常備品であるふくや明太子どっからに、家庭用ができた。

家庭用というのは明太子が破れていたりと外形に難があるだけで、味、品質になんら変わりはない徳用なもの。 3,150円で600gの大容量でどっからを楽しめるとなると、買わないテはない。

dokkara_hako

パッケージは4つにわかれていて保存もしやすいし、もうひとつ個人的な楽しみが味わいやすかったりもする。

その楽しみは何かというと、明太子を食べ終えあとの容器にご飯をいれてかき混ぜて、わずかに容器にこびりついている明太子の粒をご飯にまぶしつけて食べるという方法だったりする。

この食べ方は、オイの婆ちゃんが考案したもので、たとえば桃屋の『ごはんですよ』をもうすぐ一瓶食べ終えようとする頃、その瓶に適量のご飯を入れてかき混ぜる。 わずかに瓶にこびりついていたごはんですよがごはん粒にまぶされて、ごはんですよを無駄なく完全に食べ終えることができるという食べ方。 なんだかいやしく、お行儀が悪いようにも感じられるが、食べ物を余すことなく、大事に食べ終える婆ちゃんの生き様が感じられる。

子供の頃、兄弟の中で誰がその最後の『ごはんですよの瓶入れご飯』を食べるかという問題で相当モメた。 どうしても瓶の中にご飯を入れて食べたいのである。 ましてやそれがお一人様限定の食べ方だとなると、幼いながらも我先に、先に、前へ前へと気持ちが焦る。

一番上の姉は、年長者の持つ武力と権力で瓶入りご飯を手に入れようとし、一番下の弟は末っ子の魅力で大人を味方につける。 真ん中のオイは、ズルさと根性でそれらに立ち向かった。

誰が食うのかジャンケンで決めようではないかという話に必ず一度はなるものの、不正がはびこりダメになる。 今回は姉、次回はオイという風に順番に食べようではないかという話になっても、次いつごはんですよの瓶が空になるのかおよそ検討もつかないし、待てない。 ひとつの瓶を兄弟分け合って食べようではないかという話にはそもそもならない。 なので最後は奪い合いになり、運良く瓶入りごはんを手にした者には、2人の兄弟の復讐が待っているという骨肉の争いが待ち構えている。 大事にしている人形の髪をハサミでモヒカン刈りにしたり・・・・。

というように、瓶入りごはんが非常に魅力的に見えた子供時代だったわけだ。 白い炊きたてのご飯を茶碗に盛り、ご飯ですよを乗っけて食べたほうがそりゃ量も食えるし美味しいに決まっているのだが、なぜこれほどまでに瓶入りご飯ですよに魅了されてしまったのであろうかー? やはり瓶にご飯を入れて食べるという非日常的な行為にあこがれていたのであろうか。

このようにご飯に乗せて食べる系のおそうざいの容器には、最後に楽しみがあるのだ。 ごはんですよしかり明太子しかり。 どっからの1/4容器を無理して食べて空にし、そこへ熱いご飯を入れる。 混ぜるうちにご飯粒が赤く染まる。 できた! 容器入りどっから飯だ。 「ほーら息子よ。 どうだねこのご飯、おいしそうだろう?」 と誘惑してみても、まったく効果がなくシカトされた。 なのでオイが食らった。 「そもそもどっからは辛いので子供が食えるわけないでしょうがふんとにもう」と嫁。

ふくや:どっから家庭用

明太子どっから@ぷちぐる

2007/01/18 飯物

新米になる

sinmai

嫁がうれしそうなのは、今日から我が家のごはんは新米になるからだ。

「米なんて山盛りで、少し固めに炊いて、ワシワシ食えればそれでよいではないか」というオイとは対照的に米にこだわるのが嫁なわけだ。

米はもみがらが付いたまま購入してきて(オイ祖母からである)炊飯前にいちいち精米するのが常であり、その自家製精米機に7号の米を入れ、ガリガリと騒音を立てながら毎日精米するのである。

自家製精米機は安価なコーヒーメーカーのような姿をしており、作動させるといちいち必要以上にウルサイ。 なので精米中はテレビなんか見ていられない。 嫁が精米すると必ずオイと子供らからクレームがつくのはそのためである。 しかし、自家製精米機は、糠床の素である『糠(ぬか)』を供給してくれるものであるからして、文句ばかりいってはいられない。 自家製精米機を使用しなければ、美味しいぬか漬けを食えないというわけ。

しかし、近頃事情は少し変わってきた。 オイの息子4歳は、米を大量に消費するようになったのである。 米の減りが日に日に早くなってゆく。 息子の食う量がジリジリと増えてきているのだ。 なので、朝精米しても、また夕飯前には精米しなければならぬという状況になった。 これはさすがに面倒くさいし、騒音にも一日に二度耐えねばならぬし、ぬか床用のヌカもある程度ストックができている。 家庭での精米に限界がきたのである。

車に米一俵を積み、自動精米機に向かう。 小さなプレハブ風の建物の中に、デカい精米機が据え付けてあり、300円を入れると30キロの米を精米できるようになっている。 お金を入れ、玄米を全部投入すると、米を精米するだけにしてはやや大げさな、ファンの回転し始める音がする。 精米加減は選べるようになっているが、嫁の独断と偏見で一番白く仕上がる『上白』を選ぶ。 次の瞬間「ジャララー」と精米されたお米が排出されてくる。 米を入れてきた袋を排出口にあてがう。

一俵の米だと、精米するには5、6分かかるハズ。 しばらく椅子に腰掛けてボーっとしている。 「ガラガラ」と、精米所の戸が開き、おばさんが入ってきた。 下げ袋には米が入っている。 只今精米中のオイ米を覗き込み、無言で立ち去る。 きっと、ココの常連さんなのだろう。

いつのまにか精米所の周囲には、スズメの大群が押しかけており、精米中にこぼれた米を狙っているのは間違いなさそうだ。 無人になった精米所内の床に落ちた米をチュンチュンやるという魂胆だろう。 近所の有志が設置した様子のホウキとチリトが、床に散ったお米は掃除するよう注意書きされた立て札の横にかけてある。 となりには、汚れたお米の入ったカンが置いてある。

精米所の隅にたまっていた米を集めて、ポイッとスズメの群れに投げてみると、ものすごい勢いでスズメが集まってくる。 食べつくしてしまうと、すぐさま元の場所に戻る。 面白かったので、また精米所に散らばるお米を集めてスズメに投げる。 ワッとスズメが集まる。 繰り返すうちに、すっかり精米所の床はキレイになった。

おっと、精米中だということを忘れていた。 精米はすでに終わっており、精米機の排出口にはピカピカしたお米が山になっていた。

2007/01/15 飯物

大村寿司の資格

omurasusi

長崎県大村市というところがあり、そこの名物のひとつに大村寿司というものがある。

長崎県内のスーパーや小店では『大村ずし』がよく売られていて、馴染み深い食べ物なわけだが、これは買って食べるよりも『もらって』食べたもののほうがおいしい。

大村寿司の大村すしたるゆえんである大村市に行くと、近所のおばちゃんたちは皆、大村寿司を手作りしている。 そして自分で作った大村寿司を近所の皆さんにおすそ分けしながら、自分もまたよそのおばちゃんが作った大村寿司をもらってくる。 要は物々交換なわけだが、その交換したブツというのが交換する前と同じ大村寿司だというところが面白い。

大村寿司というものは作り手で味や具がずいぶん違うものであり、基本的に共通している部分は、押し寿司であり、上に錦糸玉子がちりばめられているといったところであろうか。 であるから、大村のおばちゃん連中は秘伝の大村寿司の作り方というものを一子相伝代々伝えられており、あまりオモテには表さないが、他人が作った大村寿司と、自らが作った大村寿司を、競わせているわけである。 「○○さんの作った大村寿司は少し酢飯が甘すぎる」とか、「××さんのは錦糸玉子が上手に出来てる」とか。 そうやって試行錯誤切磋琢磨しながら、伝統を守りつつ、良いところは秘伝の調理法にプラスしていくわけである。

そんな大村市在住のおばちゃんが丹精込めて作った大村寿司を、たまたま人づてにもらって食べてみたわけだがおいしかった。 せっかくなのでキッチリ5センチ四方に切り分けられた大村寿司を分解して、何が具に入れられているのか、どうやって作られているのかを分析してみた。 大体のことがわかったので、オイもひとつ大村寿司を作り上げておばちゃんに「大村寿司返し」をやってみたいのだが、そもそも『大村寿司の規定』というものは何であろうか。

押し寿司を作りそれに錦糸玉子を散らせば大村寿司と呼んでもイイのであろうか。 それとも中に入れられている具には厳密に決まりがあって、赤と緑のカマボコが入っていないと大村寿司とは呼べないだとか、サイズに規定があるのだとか、そういう細かな決まりごとがあるのだろうか?

頂戴した大村寿司は確かにおいしかったが、鯛の酢〆や、アナゴを煮て刻んだものを具に混ぜ込めば、もっと美味しいような気がした。 いや、きっと美味しいに違いない。 しかし、大村寿司にはそのような魚や肉類を入れてはいけないという規定があるのかもしれない。

さらに山口県岩国市の名物である『岩国寿司』ともよく似ているようであるが一体どの辺が大村寿司と違うのかというもの疑問のひとつである。 もしかすると、ほかにも似たような寿司が全国各地にあるのかもしれないし。

というように、以上の理由で大村寿司を作りあぐねてみるという状態。

07/04/13追記:作ってみました↓

2006/07/31 飯物

腹立たしい弁当屋 | シャケ弁当

skbn

責任者でてこい。

某あたたかい弁当屋チェーンで、チキン南蛮弁当を購入。 持ち帰り、さあ食べようと、ビニール袋からお弁当を取り出す。 チキン南蛮弁当には、2種のソースが入っている。 はずであるが、2種とも入っていない。 これではチキン弁当ではないか。 ふんとにもう、責任者でてこい。

でも、人間のやることだ。 ミスはある。 しゃーない。 食えないこともない。 と、ここまでならば、よくある話かもしれない。 しかし、この弁当屋チェーンでもこの某店だけは、このソースなど添付類の入れ忘れ事件が頻繁に発生するわけである。

あるときは醤油が入っていない。 またあるときは割り箸が見当たらない。 そしてまたあるときには、注文した弁当とは違う種類の弁当をぬけぬけと差し出す。 その都度、「この前ソースが入ってませんでしたよ。 気をつけてください。」なんて苦情を言う。 すると、すごくつまらなそうに接客しているバイトの姉ちゃんが「スミマセン。」と機械的に言う。 これがまた腹たつ。 責任者でてこい。

そんなに頻繁に不具合があるならば、そんな弁当屋、利用しないならばよいではないか。 そうである。 でも、その店が一番自宅に近く、自宅で弁当を食べる場合もあるわけで、よく利用するというか、利用せざるおえない状況なわけである。 でもやっぱり腹がたつので、少し家からは遠い場所にある、同弁当屋チェーンの別の支店へと行かねばならぬというなんともしち面倒くさい話。 責任者でてこい。

2006/07/24 飯物

4つの鰻丼

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土用の丑の日なんて、どうせバレンタインデーと同じように何の根拠もないところから商売人が作り出した、販売促進運動なんだろう。 そうなんでしょうが。 と、すこしひねくれているオイは、土用の丑の日当日にはウナギを食いたくない。 抵抗したい。

でも、土用の丑の日が近づくにつれて、スーパではウナギウナギと売り出し、新聞のチラシにも何月何日は土用の日!うなぎ!! なんて載ってる。 そうすると、やはりオイも一消費者、ウナギを食いたくなってくるわけ。 でも、全面的に屈服するのがイヤなので、土用の丑の日は若干ズラしてウナギを食うわけ。

ホントは、いつ何時ある日突然自分がうなぎを食べたくなったときに食うのが自然なわけで、なんだか食わされているカンジがするのがイヤなわけ。

なので先日は、丑の日の前にうなぎの白焼きを食べておいたわけだが、その「白焼き」ってところにも若干こだわりがあった。 もちろん「白焼きが美味しい」という事実もあるが、「なにが土用の丑の日にはウナギの蒲焼だコラ。 そこまでいうならばオイは白焼きじゃコラ。」なんていう微妙な反抗心も潜在意識の中にあったような気がしないでもない。 とにかく、ウナギは食った。 また今度よろしくねうなぎ!

とりあえずオイの中での土用の丑の日ウナギ問題は解決したかのようにみえたわけだが、そこで黙っていないのが、ヨメである。 「何自分ひとりでウナギの白焼き食って満足してんのバカじゃないの」と責められ、「でも白焼きを一本あげたでしょうが」と、反論するが、ヨメの言い分的には、要は、「土用の丑の日にウナギを食いたいの私は」ということらしい。

ウナギ屋につれていけとかなんとも傲慢な恐ろしいことを言い出すので、そこはなんとか律して、我が家でウナギを食おうということになる。 最近子供らも食欲旺盛なので、ウナギは人数分必要である。「ウナギを4本下さい」と、白焼きを買ったウナギ屋に行く。 人多い。 「あ、コイツ土用の丑の日にやけに力入れてんな。 コイツぁーイベント好きだいやそうに違いない。 ひとりで4本も買うのか。 こりゃいいカモだことフフフ。 あれ?コイツこの前白焼き2本買ってった男じゃん。」なんて思われてはしないだろうかと店員を警戒しながら4本買って、速攻帰る。

そして昨日のお昼ご飯は、鰻丼ということになったというどうでもイイ話。

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