飯物の最近のブログ記事

〆さんまを押し寿司に

〆さんまの押し寿司

魚屋で「キズもの」のサンマが盛りで売られていた。

目がきれいで口先は黄色く、カラダは輝いていた。 まぎれもなく鮮度のよいサンマだ。

パッと見、どのへんがキズものなのか、わからない。 よくみると、皮や腹が少し破れている程度。 食べる分にはまったく問題がない。 だのに激安とくれば買わずにはいられない。 一山買って帰る。

炭火で塩焼きにすると脂がしたたり落ちてジュウジュウいう。 たまらん香りもする。 カボスを絞り込んで腹からかぶりついた。

日本酒を呑みながら刺身でつまんだ。 明日の朝食用に甘辛く煮付けた。

それでもまだ、さんまは山ほど残っている。

食べきれそうにもないので、シメサバならぬシメサンマを作ることにした。 三枚におろし、中骨はつけたままでも問題はないと思ったが、子供たちも食べるのでやはり取り除くとこにした。

脂の乗った魚はどう食べても美味しい。 〆サンマは素晴らしかった。 あまりにも大量に作ってしまったので、近所におすそ分けをした。 それでもまだ消費しきれなかったので押し寿司にした。

スシメシが上手に炊けたこともあり、さんまの押し寿司も大成功だった。 子供たちは手づかみでワシワシ食べている。 オイは切り分けた押し寿司を炙ってつまんだ。 どうやっても旨いものは旨いもんだ。

夕月のカレー

夕月のカレー

カミさんが長崎プレスを読んでいて「アッ」と声をあげた。

のぞいてみると、夕月のカレーのページだった。

夕月は長崎市にある老舗のカレー屋で、長崎人ならばおそらく大抵の人が知る店だと思われる。

オイも当然よく知っていて「おっ夕月、なつかしかねー」と言いながらカレーをしげしげと見つめる。 そこである一つの疑問が。

夕月のカレーってこんなんだっけ?

写真のカレールーはちょっと他にはないほど明るいオレンジ色をしている。 記憶と違う。

「夕月のカレーってオレンジ色だった?」とカミさんに聞くと、昔からそうだったという。 オイの記憶では、ごく一般的なカレーの色をしていたような気がしてならない。 もう一度カミさんに尋ねると、間違いなく、夕月のカレーはオレンジ色だったと断言する。

うーん、オイの記憶違いなのか。 いやでも幼い頃夕月で食べたカレーは普通の色だったような気がしてならない・・・・・・。 夕月ファンだった親父に電話してみた。

間違いない。 夕月はオレンジ色」とのこと。 やっぱりオイの勘違いだったのか。

いやでも実際この目で実物を確かめないと納得いかん。 今すぐにでも夕月に行って食べてみらんといかん。 しかしなかなか時間がとれない。 それではお取り寄せをしようではないか。

夕月カレーを10パック取り寄せた。 さっそく袋を湯せんし、白いご飯とあわせる。 キッパリと、ハッキリと、オレンジ色をしていた。

色はさておき、ひとさじ食べてみると、まさしく記憶の中の夕月カレーだった。 色だけがどこかとゴッチャになっていたのだろう。

味も他のカレー屋にはないような素朴な味がする。 この味、夕月カレー以外にも似たようなのがあったような気がする。 さてそのカレーは一体。

せわしくオレンジ色のカレーを口に運びながら、この味と似たカレーは何なのか考えてみた。 どうしても思い出せない。 しかし、似たカレーがあったはずだ・・・・・・あ、婆ちゃんのカレー。

夕月のカレーによく似たカレーの正体は、田舎の婆ちゃんカレーだった。 子供の頃、夏休みにもなると泊り込みで田舎で遊んだ。 腹が減ると婆ちゃんがよくカレーを作ってくれた。 市販のカレールーで作るカレーだったが、時にはルーをきらしていることもあった。

その際、婆ちゃんは小麦粉を使って一からカレーを作ってくれた。 たぶんカレー粉なんかは使っていないカレーだったと思うが、そのカレーがやけに好きだった。 そのカレーの味に、夕月カレーの味はよく似ていると思う。

夕月のカレーはオイにとっても、とても懐かしい味だった。

カレーの店 夕月

通販可。 夕月カレーは1パック250円で180g。 グラム数だけ聞いてもピンとこないが、皿にあけてみると結構な分量だとわかる。 メール会員になるとなんと、200円になるそうだ。

節分豆まき恵方まき

恵方巻き

節分は忙しい。

2月3日の夜、晩酌をしていると突如豆まきが開始される。 毎年鬼とみなさているので四方から豆がぶつけられる。 顔に当たるのは慣れてしまったが、酒の肴に豆がまじったりするのはいただけない。

とりあえず晩酌セットを非難させてから、鬼役を演じきる。 酒が入っているのでテンションの高まりが早く、1歳半の息子を本気でビビらせてしまって少し反省とかする。 途中、豆を年の数だけ喰えと指図されたのでいっぺんにほうばると、むせて倒れそうになった。

カミさんは今年はじめて恵方巻きとやらを買ってきた。 子供たちからのリクエストらしい。 保育園でも恵方巻きを作って食べたらしく、今年は東北東をむいて、無言で、巻きずしに丸ごとかぶりつくという作法まで身につけている。

娘はかぶりつく前にこっちを向いて「話しかけないでね」という。 無言を忠実に守る気だ。 話しかけるなといわれてハイそうですかと聞くヤツはいない。 娘がかぶりつこうとした瞬間、「あのさ、何々ちゃんって何組だったっけ?」と聞いてみた。

娘は凍りつくようなまなざしでこっちを見てからドスの聞いた声で「だから話しかけないで!!」とキレた。

皆がかぶりついたあと、オイは真逆の方角を向いて、しゃべりながら、普通の巻き寿司のように切り分けて食べた。

心平雑炊

雑炊

さて今晩のシメは何にしようか・・・といっても麺類は無いし、というときに便利なのが心平ガユ

でもあらかじめ2時間煮込んでおかないと食べれないのだ。 フと思い立ち、鍋に水、ご飯、胡麻油をたらした。 しばらく煮込んでから塩で味を整えると、これはまた立派な心平ガユの味がした。

ご飯から作ったので粥というか雑炊になる。 これを心平雑炊と呼ぶことにする。

また思い立ち、片栗粉を放り込んでトロミをつけてみた。 立派な中華風雑炊になった。 中華丼食べるぐらいならこっち喰ったほうがいいような味がする。

心平雑炊を卵でくるんで、あんかけにするといい感じの中華風オムレツができるのではないか、とここまで考えいつのまにか寝てしまった。

長崎仕様の寿司

東北から長崎に移住している女性と会話していたときのこと。

この前、テレビで皿うどんの特集をやってて、長崎市内のアーケード街でリポーターが黒い液体の入った瓶を道行く通行人に差し出すと、長崎の人はみんな「皿うどんのソース」と答えるんです。 長崎で皿うどんの出前をとると、ソースはあの瓶に入ってくるんですってね。

といわれた。 まさにその通りである。 皿うどんの出前をとると、ウスターソースが付属しており、そのソースは必ずといってよいほど栄養ドリンクの空き瓶に入れられている。 長崎人ならば誰もが知る事であるといっても過言ではない。 しかし、他県の方からすると、かなり不思議だという話。

ウチの田舎へ行くと、来客の際には必ず皿うどんと寿司の出前をとる。 長崎人と話すと「ああ、うちもそうだった」という声を度々聞く。

先日田舎の法事に呼ばれた。 お経の後、皆で食事をしたが、ここにもやはり、寿司と皿うどんはあった。 ソースはもちろん、栄養ドリンクの空き瓶に入れられていた。

酒飲みばかりで場はかなり盛り上がっていて、ひとりのおじさんが息巻いている。

「長崎じゃ、お通夜の時に刺身の出るけんね、ちょっとビックリするけんね、考えられん」

ん? 刺身ダメなの?

とつい尋ねてしまったが、この近辺では通夜の際、生ものは食べないそうだ。 ちなみにこの近辺も長崎県である。 長崎の田舎に行くと、長崎市内に住む人を「長崎の人」という。 「長崎市内に住んでいる人」という意味らしい。

この田舎に、おいしくて安い寿司屋があり、結構繁盛している。 腹いっぱい食べたあと、かぶりをお願いした。

「かぶりで並握り5人前ください」

大将に、どこまで持ち帰るのか、時間はどのくらいかかるのかを尋ねられ、答えた。

「あー、長崎に持って帰るとね、あいあいわかりやした。」

家についてかぶりを開けてみると、上等の握り寿司がでてきた。 この店の普段の寿司よりもちょっと頑張って作っている様子がうかがえる。 使われているネタはどれも新鮮そのもので、食べずとも「オレ美味しいから」と訴えかけてくる。 たぶん、長崎持ち帰り専用に頑張って作ってくれたのかもしれない。 近所の住人だけではなく、長崎市内の人間にも喜ばれたいという心だったのかもしれない。

おととい最悪の寿司を食べた。

カミさんの実家ではいつもその某寿司屋から出前をとる。 寿司の出前をとるならば絶対にここと決めているらしい。

でも、その寿司を食べた人の評判はいつも悪いそうだ。 寿司がデカ過ぎておにぎりみたいだとか、ネタがどれも、いつも古いとか。

だったらどうして他の寿司屋から出前をとらないのかとつい問い詰めたくもなるが、カミさんのかーちゃんがそうしたいのだからしょうがない。 なにか理由があるのだろう。

その場で寿司を食べた全員が(いや子供以外を除いて)マズいと言った。

ウワサ通り、おにぎりのような寿司であり、ネタが古く、マグロは黒づみ水気でシャリがベチャベチャ、ヒラスはまるで乱切りであるように分厚く巨大で一口で噛み切れず、シャリは冷や飯でこしらえたように所々カチカチボロボロであり、その握り方といったらまるで素人のおにぎりのようであった。 ガリの表面はうっすら干からびていたのでたぶん使い回しかなにかだろう。

子供たち用のサラダ巻きは大胆に、豪快に、もはや巻物とは呼べないほどレタスがはみ出しているというか、飛び出してしまっており、寿司桶の中でもひときわ目立っていた。 子供が作ったのではなかろうか。 ウワサ通りの驚くべき寿司だった。

それでもこの近所では相当古い寿司屋だそうで、逆の意味で有名らしい。

ちりめんじゃこをごはんにのせて

zyako

デパチカの乾物コーナーでカツオブシを手にとり、おぶし、めぶし、どちらを買うか悩んでいたところとなりにちりめんじゃこが売られていることに気づく。

白く反り返ったちりめんじゃこが山のように盛られており、その前に、袋詰めされたものもいくつかある。

「一袋でいくらなんだろう?」手にとってみるが値段の表記は無し。 山の上に置かれた値札には「宮崎産ちりめんじゃこ 特上 100g 600円」とある。 その横には100g 550円の普通のもある。

そうか。 これ一袋で100gなんだな。 100gって結構量あるもんだね。 おそらく安いのだこれはという結論に達し、カツオブシと特上のほうのちりめんをレジに持っていく。

レジのお姉さんはちりめんの袋を手にとり「こちらは200g入りなので1200円になりますがよろしいでしょうか?」と聞く。 どうりでなんか量が多いと思ったんだ。 きれいなちりめんじゃこなので200gでも結構さ、しかしもしも100gしか要らなかったとしてもこの場面で「いえ、100gしかいりません600円しか払いません」とは言えない。

朝、炊き立てのご飯に大根おろしとちりめんじゃこをのせ、醤油をたらしてほうばる。 やわらかくてさほど塩辛くなくて結構。 ちりめんじゃこだけもうひとつかみのせてワシワシと食べた。 おかわりもした。

急遽鶏そぼろ弁当

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前記事のあさり狩りには弁当を自作していくことにした。

オイが乗った話なので、オイが弁当を作る。 一番下の子だけは離乳食中なので油、肉なし和風麻婆豆腐をこしらえた。 オイ含め残る4人の弁当は、三段式海苔弁当でいこう! と意気込んだのだが嫁からストップがかかる。

一見日の丸弁当である海苔弁当では、周りの皆様に対してなんだか恥ずかしい、ということらしい。 何ゆえ自分たちが食うものに人目を気にしなければならんのか、海苔弁当のすばらしさがわからんのか、じゃキミだけ手作り弁当ではなく近頃分裂系の弁当をテイクアウトしなさい!

嫁はいつものようにウインナー、ハンバーグ、から揚げ、プチトマト、玉子焼き等定番的おかずの入った弁当を持っていきたいのだという。 こうなりゃ弁当は嫁自身がこしらえるからオイだけ勝手に日の丸弁当を作り持ってゆけと言う。 それほどまでも嫌うとは…。

じゃ、日の丸弁当はやめた。 そうだな…鶏そぼろ弁当はいかがですかね? ご飯の上に甘辛のそぼろがブワァーと広がり、横には炒り卵が満遍なく敷きつけられていてなんだか牧歌的。 おかずとご飯を交互に食べる必要もないし子供たちの食いつきもよいのでは? 弁当っちゅうモノはね、シンプルなのがいいんだよ。 冷めても美味しいものを入れなければならないんだよキミ。 どう?

三段式海苔弁当はダメでも鶏そぼろ弁当はオッケーなのだとか。 ごく短時間で作り上げ、各弁当箱に盛り付ける。 早く蓋をしめて包み、リュックに放り込みたいところだが、粗熱を取ってからフタを閉めないといけないとかメンドクサイことを嫁は言う。

4つ並んだ鶏そぼろ弁当を眺めていた嫁はいまさら「なんだか地味・・・」とつぶやく。 ムカーッいちいちうるさいヤツだなオマエは。 「せめてネギだけでも散らしてください」としつこいのでそうすることにした。

うん。 まんざらでもない。 「じゃ、今度は脇にプチトマトを入れ・・・」と嫁がつぶやきだしたところで速攻フタを閉めてリュックに放り込んだ。

スシメシ仕込みのオムライス

スシメシ仕込みオムライス

行きつけの寿司屋でバッテラの作りたてと一日おいてよくしまったのではどちらが好みかという食べ比べに没頭していたとき、女将さんがビニール袋を提げて後ろに立った。

「スシメシがあまっちゃったのよね。 持って帰って食べない?」という。

「あー恐れ入ります喜んで。 子供らに手巻き寿司作ってやります。 プロが作ったスシメシを頂戴できるなんて光栄であります。」

と答える。 女将さんがいうには、スシメシでケチャップご飯を作るとかなり美味しいらしい。 なるほど早く作りたくてウズウズしてきた。

早速帰宅し、頂戴したすし飯でオムライスを作ってみた。 これがまたマジで旨い。 ケチャップはご飯が色づく程度使用するだけでよく、なおかついつものケチャップご飯と比べて奥深い風味だ。 大皿にテンコ盛りで作ったスシメシオムライスは、子供たちにより一瞬で食べつくされてしまった。

自家製寿司を楽しみ、スシメシが余った際には次の日にでもケチャップご飯に活用することを是非、強烈におすすめする。

優秀な海苔の佃煮に絶句

海苔の佃煮

次男は離乳食を食べるようになった。

昆布だしでカボチャを煮てペースト状にしたものをやけに美味しそうに食べたり、利尻産の昆布そものもにしゃぶりついたりしている。

最近になり昆布だしを卒業し、カツオダシになった。 こうして徐々に、食品になれさせたほうがよいそうだ。 晩酌中に抱っこして、鯛の刺身を食べさせようとしたらムチャクチャ怒られたのは当然のことだったのだ。

最近やたらと無添加食品が我が家に置いてあるのは、嫁が食に目覚めたからだ。 保育園の講習会かなんかで、給食のおばさんからイロイロと教えてもらったらしい。 ウチの子どもたちが通う保育園でだされる食事はおやつも含めて全て無添加無農薬なのだとか。 へーえ。

嫁と買い物へ行くと、これも添加物たっぷり、あれも添加物だらけ、あーでもない、こーでもないと少しウザイ。 日常使用する食品で無添加のものは少ないということはよく知っている。 息子が大好きなとあるふりかけの売られているコーナーへつれていき、毎日ご飯にふりかけて食べているそのふりかけの袋の裏に記載されている原材料を見せる。

原材料名:わかめ、ごま、食塩、ぶどう糖、砂糖、調味料(アミノ酸等)、酸味料

本来ならば、ふりかけの材料として必要なものは、わかめ、ごま、食塩のみでよいのではなかろうか? ぶどう糖、砂糖、調味料(アミノ酸等)、酸味料は何故必要なのか?

それについてオイはよくわからんが、余計なものと考えられるものが入っているものよりも、入ってないもののほうがよいに決まっていると解釈するが、この辺の問題は深く、複雑なのでその程度の判断基準しかない。

とにかくいつも息子の為に買っているふりかけに添加物が入っていることが気に入らないらしく、ふりかけコーナーをくまなく探して、無添加と銘打ったふりかけを見つけ出し、カゴに入れる。 どうやら無添加のふりかけになると多少割高になるようだ。 しかも種類が少ない。

添加物に対する嫁の反応が面白いので、他にも色んな食品の原材料表示を見てみようという話になる。

娘が大好きなとろろ昆布。 原料は昆布だから、さほど添加物は入っていないだろうと予測しながら袋を裏返す。

原材料名:昆布、醸造酢、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、純米酢、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類

うーんすごい。 これじゃ添加物食ってるのか昆布食ってんのかわかりゃしねえ、増粘多糖類って何? と、オイも少しムキになってきた。 数種類あるとろろ昆布をくまなく調べた結果、ひとつだけ化学調味料無添加のとろろ昆布を発見した。 原材料は、昆布と米酢のみ、潔い。 よし我が家のとろろ昆布は今度からこれにしましょう。

オイが大好きな海苔の佃煮の瓶には調味料(アミノ酸等)や安定剤(タマリンド)、カラメル色素等などが入っている。 鯨の冷凍肉なんかは、ただ鯨を茹でてあるだけだと思いきや、思い出すこともできないような化学物質名が記されていた。

肉売り場では、新鮮そうな牛モツが売られていた。 一見原材料表示はなさそうであり、牛モツと書いてあるからには材料は牛モツだけだろうと思いながらもパックを手に取りあちらこちら見てみたら、裏にしっかりと原材料表示のシールが貼られていた。

原材料:牛ホルモン、アルコール

これには嫁とふたりで「えーっ」と驚いてしまった。 何故牛モツにアルコールが入っているのか? そうすることで美味しくなるのかそれとも加工上の問題なのか、謎である。

とにかく化学調味料は大体のものに入れられており、調味料(アミノ酸等)の表示は見飽きた。 化学調味料が使われていない食品のみで献立を考えることは非常に難しいという現実があった。

買い物した後の腹ごしらえに、パン屋に向かう。 お気に入りの卵アンドサラダサンドを手に取り、気にしたこともない裏張りをチェックしてみると、そこにはおびただしい数のおよそサンドイッチには必要ないであろう添加物の数々が記されていた。 あまりの多さに全てを覚えていないが、増粘多糖類やここでもやはり調味料(アミノ酸等)。 これには思わず考え込むしかなかった。

最後にいつもカツオブシを買う乾物屋さんに寄り、羅臼昆布とカツオブシを買う。 カラスミが置いてあったのでそれも買う。 と、その横に海苔の佃煮の瓶が置いてあった。 どーせ調味料(アミノ酸等)なんでしょハイハイと裏貼りを見てみたら、なんと、調味料(アミノ酸等)が入っていないのである!

一瓶600円チョットと、普段買う海苔の佃煮よりは高いのだが値段ではない。 ひとつ買ってみる。 はやく家に帰って温かいご飯の上にのせて食べてみたい。

早速茶碗に山盛りご飯をよそい、海苔の佃煮をのせ、ほうばる。 海苔の風味がほどよく感じられ、美味しい。 うまいうまいとワシワシやりながら、その瓶を手に取り、裏貼りをよく眺めてみる。

調味料(アミノ酸等)や酵母エキスなどで人工的に強く味付けした食品を常食されている方には、当店の製品は物足りなく感じられることがあります。

と書かれてある。 確かめる為に冷蔵庫に常備してあるいつもの海苔佃煮を取り出し、食べ比べてみる。 たしかに味自体はいつもの方が若干濃いようではあるが、海苔の風味があまり感じられない。 したがって、今日買ってきた海苔の佃煮のほうが美味しいという結論になる。 ちなみに原材料表示を記すと以下のようになる。

原材料:だし(水・鰹節・天然真昆布)34.5%、水飴(甘薯澱粉・麦芽)23.9%、醤油(大豆・小麦・塩)23.5%、のり5.7%、青のり5%、酒(米・米麹)3.7%、味醂(糯米・米麹・米焼酎)3.7%

各パーセントはそれぞれ材料の含まれている割合を表示しているものだろう。 多いものから順に列記されているようだ。 そういえば昨年その順番がどうのこうのというお菓子があったっけな。 とにかく原材料自体も無添加のものを使用しているようだ。 すばらしい。 これほど美しい裏貼りは初めてだ。

とろろ昆布もいつものと無添加のものを食べ比べてみた結果、味はかわらない。 賞味期限もほぼ差がない。なのに、どうしてあれほどまでに化学調味料をテンコ盛りしなければならないのか、それを知りたい。

※海苔の佃煮にさほど海苔が入っていないという事実に多少ビックリした。

オイ丼

オイ丼

オイは、おいどんは、ついに、オイ丼を発明したのでごわす。

オイ丼とはオイのオイによるオイのためのどんぶりであり、オイの独断と偏見により作り出されたものである。 オイ丼の作り方に関してはいかなる改変も許されず、万が一その規約を破った場合は、オイ丼組合から永久追放されるという厳しい罰則によって、オイ丼は保守されているのだ。

ウソ。

オイ丼は東海林さだおさんが発明したもので、おでんの丸かじりに作り方が載っていた。 オイ丼とはオイルサーディンドンブリのことである。

オイ丼の作り方

  1. オイルサーディンの缶を開けて、火にかける。
  2. 丼に熱いご飯を盛り、上からゆで卵の白身のみじん切り、たまねぎのみじん切りを散らす。
  3. 上からオイルサーディンをあける。
  4. カイワレ菜と梅干のみじん切りを散らす。 完成。
オイルサーディン

結論から言うと、オイ丼はかなりイケる。 オイルサーディンのオイルと梅干の塩気が合う。 卵の白身とタマネギのみじん切りも絶対に必要だ。 ちなみにオイルサーディンの缶を火にかけるときはコンロに網を敷いてその上に缶を乗せてやると安定するし、まずはじめにゆで卵は作っておいたほうが作業がスムーズ。 半熟に作って残った黄身は味噌漬けにすればムダがない。 梅干はカリカリ系を使うと東海林さんはおっしゃる。

是非一度試してみてください。

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