汁物の最近のブログ記事

料理ことはじめ

近頃何が楽しいかと聞かれれば、娘(6歳)との料理と答える。

この間までは、お菓子作り(ドーナツやらガトーショコラ)だけにしか興味を示さなかったものの、いつのまにかディープな料理の世界に魅了されてしまったらしい。

夕食を仕込んでいると近寄ってきて「私もやりたい!」と言う。 はじめのうちは、野菜の水洗いや鍋に材料を入れる役目、素材をかき混ぜる事などを担当してもらっていたが、それだけではすぐ事足りなくなり、ついに包丁を握ることになった。

娘は包丁を恐れる様子もなく、ニンジンやキュウリを上手に筒切りにしていくが、見ているこちらとしては不安でならない。 時折力みすぎて包丁が進みすぎてしまった時などはギクリとする。

「包丁を握っている反対側の手は、猫の手だぞ猫の手!」と何度も注意をする。 娘は少しうるさがりながら「大丈夫だって!」と答える。 しかし、馴れてきた頃が一番危ないのだ。 一瞬の気のゆるみが事故になることだってある。

先日、麻婆豆腐用の木綿豆腐をさいの目切りにしてもらっていたときのこと、包丁を豆腐へ横一文字に入れてもらっている際、つい勢いあまって包丁が豆腐からすっぽ抜けてしまいヒヤリとしてしまったことがあった。 豆腐の柔らかさと力の入れ具合がつりあっていなかったのだ。 あぶないあぶない。

鍋奉行論

ピェンロー鶏鍋。 鍋が美味しい季節だ。

5人くらい集まり鍋を囲むと、どこからともなく現れるのが、鍋奉行である。

初顔合わせで、一見おとなしそうな人物だったのに、いざ鍋が始まると目が煌きだして、鍋奉行へと変身する人の話をよく聞く。 一方、鍋がはじまる前から鍋奉行だということがバレバレの人もいる。 このような人は、鍋に限らず大体どのような事柄に対してもやかましいのが通例である。 だから鍋奉行というよりも奉行そのものである。 経験上、9割がた男性だ。

このように鍋を取り囲む人々は、鍋奉行と、そうでない人におおきく分けられる。 がしかし、ここにもうひとつの人種がいることをご存知だろうか。

すり鉢豚汁

濃い目の煮干ダシに根菜をしこたま放り込み、豚汁を作った。 今の時期、こたえられないおいしさ。

鯛の兜汁

鯛の頭を真っ二つにして塩を振り、しばらく置く。

熱湯をぶっかけて、小さなウロコや汚れを洗う。

黒胡椒を振り、小麦粉を軽くはたく。

フライパンに胡麻油を引いて、長ネギの青い部分を並べる。 その上に鯛の頭を置き、さらに上からネギの青い部分をかぶせる。 そしてフタをして蒸し焼きにする。

八割がた火が通ったところで頭を取り出し、ネギと油は捨ててしまう。

一度フライパンをきれいに洗ってから、再度油を引き、鯛の頭を投入、両面こんがりと焼く。

別途、長ネギの白い部分をオーブンで焼いておいて、それを器に並べる。

白ネギの上に焼いた鯛の頭をのせて、カツオだしを張る。

白髪ネギを乗せてはい「鯛の兜汁」のできあがり。

レタシャブ

この前つくったつけ麺のチャーシューは、東海林風だった。 東海林風は豚肉の塊を茹でて、それを醤油に浸しただけで作れる手軽さがウリだ。

クロクチガイの味噌汁

近所に住む仲良しの婆ちゃんが歩いてきた。 袋を提げている。 たぶん、また何かくれるのだろう。 おとといはソラマメを頂いたばかりだ。 いつもありがとう。

常夜鍋

毎晩喰っても飽きがこない。 そこから常夜鍋と呼ばれるようになったらしい。 向田邦子や池波正太郎も好んで食べたと言われている(別名とんちゃん鍋)。

これといって決まったレシピはなく、肉と何らかの食材をいくつか合わせ鍋にすればよい。 あまり懲りすぎるとまた別の名前が必要になってくるだろう。

豚骨鍋

豚骨鍋

年越しラーメンは好評を得た。 あれこれ思案したが、結局シンプルな醤油ラーメンを作った。 魚介系の濃いダシとトンコツスープを合わせ、醤油だれは生醤油にした。 のりを洛二神のように立てて、極太のメンマを横たえたラーメン。

笑ってはいけないホテルマンで腹かかえたいところだが、次々にラーメンを作っているとそんなヒマはない。 キッチンをラーメン専用厨房体系に整え、ザルを振る。

ひと段落したところで、酒を飲もうと座ってみると酒の肴がほどんど残っていなかった。 酒を飲まない人が今回は多かったので、手当たり次第に平らげて腹を満たしたのだろう・・・。

急遽トンコツスープを鍋にとり、白菜、豚コマを放り込んで小鍋仕立てにした。 これぞ豚骨鍋! まず間違いない。 鶏鍋があんだけ旨いんだから豚だって旨いのは当然。 まずは醤油をたらしてつまんだ。 ラーメンと同じだ。

2杯目は塩を振って食べた。 純豚骨スープの味。

3杯目はポン酢で食べた。 あっさり味で人気が出そうな予感。

年末の楽しみがまた増えてしまった。

ワンタン系スープ

ワンタン系スープ

冷凍しておいたトリガラスープワンタンスープを作る予定だったんだけど師走、ワンタンの皮にチマチマと具をくるみこむ時間がなかった。 ヤバいもうすぐ晩飯の時間だ。

仕方がないので具を適当に丸めて次々とスープに放り込み、皮は仕上がりに近い頃一枚ずつ手裏剣を飛ばすかのようにすべりこませた。

ワンタンの具になるハズだった団子はスープの中で若干バラけたが、かえってそれが薬味的なアクセントになって良い。 スープの中をクラゲのように舞っていた具なしの皮は、かえって喉ごしが良い。 結論、いちいち具をくるまなくてもイケてる。

ピェンポン

ピェンポン

今の季節、何か鍋を作れと言われれば迷わずピェンローを作る。

今の季節、どんな鍋を作れば美味しい?と問われれば迷わずピェンローと答える。

ピェンローは何も足さない、引かないが旨い。 アレンジなんてもってのほか。

といつも思っていたんだけど、つぎわけて塩を振る前のピェンローに、ただ何となく自家製ポン酢をかけ回してみたところこれがまた、すぐに箸を置き、近所中を裸足で駆け回って宣伝したくなるぐらいおいしかったのだ。 題してピェンポン。 自信を持っておすすめします。

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