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2007/05/03

ますだ製麺:手延うどん

食品売り場をウロチョロするのは実に楽しい。 荷物持ちとして嫁の買い物につき合わされるのは非常に苦痛だ。 時間の概念がおそらくオイと嫁では違うのではなかろうかと思えるほど、長時間、ダラダラと買い物を続ける。

とてもじゃないが、それにイチイチ付き合ってはいられないので「買い物が済んだら電話ちょうだい」と言い残し、単独行動をはじめる。 夏に向けて取り寄せていた、メレルのサンダルの代金を支払い、地下食品売り場に直行する。

エスカレーターで地下に向かうと、食品売り場のにぎやかな光景がよくわかる。 広場では催し物が開催されていて、人が沢山集まっている。 とりあえず、何の目的もなくその人ごみの中へ向かう。 必死の形相で、ここぞとばかりに竹輪の試食を食べまくっているおじさんや、もう少し安くならんのかと、ムキになって交渉しているおばさんがいて、非常に活気がある。 たのしい。

肉売り場の前を通り過ぎながら、どんな肉が売られているのかを横目で見る。 立ち止まってしまうと、買う気満々とみなされ、もしも買わなかった場合、非常に気まずいという話になるので、横目で通り過ぎざまに肉を吟味していたのだが、ちょうど進行方向から、ウインナーの試食を急に差し出されたものだから、立ち止まってしまった。 「いや、けっこうです」とかいいながらも、じっくりと肉を観察することができる好タイミングにめぐり合えたわけだから、すばやく一通りの肉のグラム数と値段の兼ね合いをチェックし、丸腸等臓物系が国産にも関わらずお手ごろ価格だということがわかり「丸腸とシマ腸、それにミノを300gずつ下さい」と、購入に至る。

お買い得の臓物を下げながら冷凍食品売り場へ向かう。 これはオイの用事ではなく、ヨメからの指令である。 今日は冷凍食品が4割引だとかで、買わないテはないのだそうで、とりあえず目につくものがあったら買ってこいとのこと。 特に目につくものはない。 冷凍のお好み焼なんていらない。 しかし4割引だなんて、ずいぶんと引いたものだねなんて驚いていたのだが、あとで嫁に聞いてみると、世の主婦はもはや、4割引程度では揺らがない心を持っているのだとか。 5割引ぐらいでないとインパクトはないのだそうな。 しかしこの話はあくまでも嫁が言うことなので、信憑性に欠ける。 あれ、そういえばアイスも冷凍食品なんだ。 安いな。 とりあえずちっこいチョコアイスと抹茶アイス、それにドデカいリーベンデールを購入し、冷凍食品売り場を離れる。

鮮魚売り場では「生皮鯨100g○○円」なんてのが特売で出されている。 生なんていうのは珍しいぜ、ということで、300g購入。 「何グラムになさいますか?」なんて尋ねられると、つい300gと答えてしまう。 200gではなんだか少ないようだし、400gでは少し多いような気もする。 そこでとっさに300グラムと答えてしまうのだ。 これを300グラムの法則と勝手に名づけて一人で活用することにしよう。

「ポイント5倍~」なんて店員が叫びながら横切る。 別にこの店のポイントカードを持っているわけではないので、5倍だろうが10倍だろうが関係ない。 まったく購買意欲をそそられることはないのだ。 自分が買いたいものだけを買うのだ。 しかしポイントをためておられる方々にとっては、5倍は大きい。 買い物するといつもの5倍ポイントがたまるのだから、いっそのこと買いだめしておこうなんて考えてる主婦も多いのかもしれない。

野菜売り場で本ワサビを吟味していたところ、隣の人とぶつかった。 服装からみてどうやら従業員のようで互いに「すみません」と言い合い、すれ違う。 どこかで読んだが、その店の従業員が買い物をしているお店は、優良なお店の証なのだとか。

酒売り場にも寄ってみようかと思ったが、長くなりそうなのでパスしよか。

おっと、ホントに書きたいのはうどんについてだった。 うどんだウドン。 ウドンとそうめんは食ったことがないものを見つけると、とりあえず買ってみることにしている。 乾麺コーナにズラリ並ぶうどんとそうめんを眺めていると、どこかで聞いたことがあるような名前のうどんがあった。 ますだ製麺である。 しばらく考えてみて、美味しんぼ長崎編に載ってたお店だということを思い出した。 じゃあ今日はとりあえずこのうどんを買ってみようか。

masuda

購入したのはますだ製麺の五島手延べうどんであり、パッケージの能書きを見ると、天皇陛下が、五島にいらした際に、供された特別のうどんを再現したものだということらしい。

それをパンフレットに書いてあるように、地獄だきにして食べてみる。  うどんをグラグラ煮えたぎらせて、鍋のまま食卓へ運び、そこから熱々のウドンをすくい、生卵を割り落とした醤油でススル。 コシがありツルツルツヤツヤなのは、五島椿油を使用して作られているからなのかもしれない。 細めだし、ウマいしということで、一瞬でなくなってしまった。

masudazigoku

ますだ製麺公式サイト

2007/04/29

心平そうめん

spsomen

ごま油、塩、米、水だけで作る心平粥というのがある。

ごま油と塩の組み合わせがメチャウマイうということは、ピェンローを作ってみるとよくわかる。

呑みながら、今日のシメは地獄炊きそうめんにでもしようかなと思案していて、フと、心平そうめんを思いついた。

湯をわかす。 そうめんを入れて、茹でる。 程よい固さになったころ、ごま油と塩で味付けをして、丼に盛る。 ススル。

非常にカンタンだから、酔ってても作れるし、何よりも美味。 当たり前のことだが、ピェンローのように七味をパラパラやってもイケルし、ネギを散らしてもうまい。 地獄炊きそうめんのように、そうめんを茹でてる最中に味付けをしたが、茹で汁は捨てて、トリガラスープにごま油と塩で味付けしたものをスープにしてみると、もっと本格的にウマイに違いない。

最近イチ押しの、シメである。

2007/04/24

焼き蕎麦

yakisoba

スーパーで、冷やし中華がボチボチ売れ始める時期はいつ頃なのか?という話についてどこかで聞いたか読んだのだが、一体いつ頃だとお考えだろうか。

普通、「夏場」と答えるはずである。 しかし、実際のデータでは、2月下旬頃から売れ始めるのだという。 想像以上に皆、冷やし中華を寒いうちから食っているのだ。 冷やし中華は夏限定のメニューではないのである。

オイ家ではソーメン、蕎麦、うどんその他麺類はお気に入りのものを常備しており、真冬だろうが、冷やしソーメンを楽しんだり、晩酌後の地獄だきそうめんに感激したり、呑みすぎた翌日の子母沢うどんに感謝したりする。 できるだけおいしくラーメンを家ですすりたいがために、いつもよりもわざと多めに酒をあおり、『飲んだ後のラーメン』を演出したりもする。

ともかく麺とオイは切り離せないのだ。

昨日はザルソバを食べた。 同時にかき揚げも作り、ソバをつゆにつけてススりつつ、そこへかき揚げをザブンと浸してかぶりつく。

家族4人でススりまくるわけだから、多めに茹でておいたはずの蕎麦がみるみるうちに減り、ついに無くなった。 子供に「おかわりー」とか、嫁に「少なすぎー」とか言われながら、慌てて席を立ち、再びソバを湯がこうと考えるもイヤまてよ。

いつもこうしてざる蕎麦を食べてると、必ずおかわりのリクエストを受ける。 だから再び茹でるわけだが、どうしても5、6分は時間が必要だ。 オイとしては、少しでも早くソバを茹で上げザルに盛り、食卓へ運び込もうと努力し、やっとの思いで皆の前にざる蕎麦のおかわりを差し出す。

だが、ザル蕎麦のおかわりは、たいてい沢山残される。

茹でる前に、一体あとどれくらいの分量蕎麦を食べたいのかという注文をとる。 すると「最初と同じくらい」と嫁は必ず言う。 実はすでに腹八分だったとしても言う。

ザル蕎麦のおいしさにつられ、ついそうやって多めにたのんでしまうのだが、茹で上げる5分の間に、その欲求は失われてしまうのだ。 少し間が空くとこうなるのは、今までの人生経験上よくわかる。 この前、お気に入りのラーメン屋で替え玉を注文した際、出されるのがいつもよりも異常に遅く、イライラし、ついには吠えそうになった頃、フニャフニャの替え玉を持ってこられたという大事件があったが、あまりにも間が空きすぎると、空腹の欲求は満たされてしまうというか、消滅してしまうのである。(このときはイライラも手伝った)

わんこそばのことを考えてみるとわかるように、蕎麦ならばなおさらおかわりの間が空いてはイカンのだ。 そしてやはり、ザル蕎麦のおかわりは、大量に残されることになった。

だから言ったじゃないか。「もう少しススリたいな」と感じるぐらいでやめておくのがザル蕎麦食いの基本だと。 蕎麦屋でザルソバをたのんでみても「あれ、少ないな?」と感じるじゃないか。 ソバは満腹に食べるもんじゃないんだよとか言ってみてもじょうがない。 残るのだ。

ザル上のうず高く盛られた蕎麦を見つめる。 食べてもらえなかった蕎麦を見てるとかわいそうになってくる。 表面がだんだん乾燥してくる。 おそらくはもう、あのツルツルシコシコとした食感はない。 哀れだ。 そこでふと、思いついた。

とりあえず残った蕎麦は、ラップにくるんで冷蔵庫へ保管しておく。 翌日、冷蔵庫から蕎麦を取り出す。 常温に戻しておこう。

ザルソバのつゆと、かき揚げも少し残っていると思うので、つゆを鍋に入れ、そこへかき揚げを放り込む。 そして点火。 じりじりと煮詰める。

常温に戻った蕎麦を、油をひいたフライパンで炒める。 かわらそばのように、ごま油を使ってもよい。 蕎麦が乾燥しているので、きれいに満遍なく炒めることができる。 妙な塊になっていた蕎麦は、再びパラパラとほぐれていく。

炒めた蕎麦を器に盛り、かき揚げ入りの煮詰めたつゆを上からかけると出来上がり。 これぞまさに、焼き蕎麦であろう。

ぐちゃぐちゃと混ぜてからススルと、うまい。 それもそうだ。 つゆには昆布、干しシイタケ、鰹節という旨味の大御所が潜んでいて、それを煮詰め、濃縮しているのだから。

焼き蕎麦はオイオリジナルであり、この発想は、焼きラーメンの作り方からヒントを得たものである。 この場合の「焼きそば」は、「ヤキソバ」でも「やきそば」でもなく「焼き蕎麦」としていただきたい。 蕎麦へのせめてもの償いだからである。

※蕎麦が残った際には是非一度作ってみてください。 マジウマイです。

2006/12/16

アンチョビとブロッコリーのペペロンチーノ

ppr

昨日の一件を根に持っているヨメは、やはりパスタを食いにいきたかったとまるでお経を唱えるがごとくボソボソとしつこい。 こういう食い意地のはったヤツには食わせてやらねばおさまらない。 一体どんなスパゲチを食いたいのかねキミは。

最近TVで見たパスタが美味しそうだったのでそれを食いたいのだと主張している。 そのパスタはペペロンチーノで、アンチョビとブロッコリーの入ったヤツなのだという。 そうか。

フライパンをカンカンに熱して火を止めてしばらくしてからオリーブオイルを割と多目に注ぎまんべんなくいきわたらせる。 再び火をつけて、弱火に調整する。 ニンニクを2カケラ叩き潰してみじん切りにしてフライパンに投入、じっくりと火を通す。 同時に唐辛子も2本ぐらいみじん切りにして放り込む。

ニンニクにほどよく色がついたころ、アル・デンテな麺をフライパンに投入して手早くかき混ぜる。 火を止めて、アヲハタアンチョビフィーレ1缶と、サッと茹でてみじん切りにしておいたブロッコリーをからめるとできあがり。

これは、ウマイね。

2006/11/20

チキンラーメンのすゝめ:チキラーはこう作ると美味しい

tikira

たまごポケットの事はあまりアテにしていない。

チキンラーメンを作る際、生卵を割り落とすのは常識だ。 どんぶりにその乾燥したチキンラーメンを入れ、たまごポケットと呼ぶにはいささか浅すぎるくぼみに、新鮮な卵を静かに割り落とす。

(more…)

2006/10/15

即席ラーメンの分際で

men
  • かやくをいれて、熱湯を注いでください。
  • 調味液はフタの上で温めて、召し上がる直前に入れてください。

なんてカップメンのクセに人間様に命令しやがる。 おまけに小袋はどんどん細分化されていき、ひとつのカップメンに5つの小袋が入っているなんていうコトも珍しくない。

人がハラ減っているときに限って、「熱湯5分」なんていう出来上がりまでの時間が異常にかかるカップメンを買ってたりして腹立たしいったらありゃしない。

そもそもオイは、物心ついたときからカップメンを食っている。 カップメンが、好きである。 添加物関係はしゃーない。 無いと困るのかカップメンなのである。 しかしそんな旧知の仲だからってアレヤコレや命令されるのは好かん。 自分勝手に食いたいわけである。 スープである液体の袋は熱湯を注いだカップメンのフタの上で温めておいて、召し上がる直前にお入れくださいなんて、そんなこたー昔から指図されるまえからなんでか知らんけどそうやっている。 いまさら言われるまでもないのである。

もっと言えば、「お湯を線まで入れてください。」なんて書いてあるが、その線までキッチリと入れたことなんて生まれてこのかた一度も無い。 線をオーバーして入れるなんてもってのほか。 必ず線よりも若干下になるようにお湯を入れて、味を濃くする魂胆である。

「熱湯3分」なんて待ったこともない。 緊急なのだ。 オイはハラが減って、食うものが無くて、今すぐ食いたいわけである。 そんな緊急時に、一から悠長に角煮なんて作ってられないので、オマエを食おうとしているわけだ。 悪いが、待てない。 どうしてもっていうならばせいぜい2分でギリだ。 3分過ぎるなんてもってのほかである。 もっと具体的に言うならば、日清カップヌードルの場合、生まれてこのかた1分以上待ったことは無い。 カップヌードルは一分である。

袋もイチイチ細分化するんじゃねえ、一個にまとめやがれ。 破れにくい袋をイチイチ歯で噛み切るのは面倒くさいんだ。 ポットのお湯はなるべく避けてくださいなんて書くな。 やかんでお湯を沸かしているヒマさえ、ないほどの緊急事態なのである。 ちょっとぐらい湯の温度が低くたって、文句言うな。 江戸っ子じゃあるまいし。 根性で出来上がれ。

そんなに猫も杓子も後乗せ後乗せ言うならば、いっそのこと、そのノンフライ麺自体も後乗せ式にすりゃーイイじゃないか。 だからカップの中にはお湯のみ入れる。 フタをして、5分たってから麺もスープもかやくも全部入れるようにすりゃーイイんじゃないの? ハハハ、それじゃ意味無いじゃんカップメンさんよ。 あとな、トンコツ醤油ばっかじゃないか最近のキミたちは。 一体どうなってんだい。 トンコツか、醤油も作れっつーの。

なんだい、文句たれているうちにノビちまったじゃねーか。 ったくもう。

2006/08/26

ラーメン二郎に触発されて

zirotyan

ラーメン二郎という店をご存知だろうか。

ご存知ってオメェ誰でも知ってるよそんなもんでやんでいバロ畜生・・・なんて口角泡を飛ばしてコアでマニアな通なファンにしかられそうな気がしないでもないが、一応知らない方のために少し説明をすると、説明をしようと思ったが、こちらのサイトに詳しくまとめられているので、リンクを張らせて頂くことにする。

ラーメン二郎PC店

とある人物の「とにかく一度は食べてみるべきですハイ」という証言をもとに、出向いてみると、いまどきのおしゃれなラーメン屋の外観とは180℃異なる、えーっと(言葉を選ぶ)質素な店構えのコジンマリとしたお店があった。 昼飯どきで、若干行列ができている。 食券を購入し、席が空くのを渇望しつつ、様子を眺める。

店員は3名で、無駄口叩かず黙々と、まるで悟りの境地に達したかのような無表情で、業務にあたっている。 時々トンコツスープの入った寸胴を角材で底からかき混ぜる。 店の奥には粉袋が山積みされていて、せっせと手打ちで麺を作っているらしい。 一方お客は黙々と、淡々と、ラーメンを食べている様子。 我々よりも一足早いお客がなにやら店員と短い会話をする。 店員:「ボソボソ・・」お客:「全部」

ハハーん、「全部」ね。 よしよし。 オイもボソボソと何か言われたときには「全部」と答えることに決定する。 そしてさらに待つ。 席が空く。 席につく。 となりの客を観察する。 なんだかハシを口に運ぶスピードが遅い。 どっちかっていうと、もうあまり食べたくないような気配がひしひしと伝わってくる。 これは、おいしいラーメン屋ではなかなか見ることができない箸使いだ。 味が合わなかったのであろうか。

オイのもとにも店員が現れ、「トッピングどうしますか?」と、聞く。 ボソボソはトッピングの件についての会話だったのである。 カウンターに張られている紙によると、ニンニク、野菜、脂、醤油、それぞれの分量の多い少ないを指定できるのだとか。 なるほどね。 全部ってこういうことだったのか。 そりゃーもちろん「全部」

ボソボソからしばらくして、ラーメンが運ばれてきた。 らーめん。 らーめんかこれ? どんぶりに山盛りされたもやしとキャベツ。 その下にのぞく極太の手打ち麺。 これは食いごたえがありそうですな。 どりどり。 「ズ、ズ、ズ。」とスープをススル。 うーん豚骨醤油とは聞いてはいたが、豚骨醤油というよりも、なんだか、長崎にある某ちゃんぽん屋のスープに似ているな、というファーストインプレッション。 野菜は山盛りと書いたが、山盛りどころの騒ぎではない。 中華料理屋の野菜炒め単品よりも、きっと分量は多いはずだ。 麺があらわになるまでには、相当ムシャムシャやらないとイカン。

麺。 見るからに太く、手打ちのコシがあり、ラーメンというかなんというか、ちゃんぽん麺よりも太い。 そしてその分量。 いつまで食っても、麺がなくならない。 丼の底に箸がつかないかという恐るべしボリューム。 チャーシューと呼ぶには厚すぎる豚肉の塊。 これ、完食できるのであろうかという不安が一瞬頭をよぎる。 そして、となりのダルそうに食べていたお客は、おそらくこのボリュームに参っていたのだということを、悟った。 オイはというと、間をあけると満腹中枢がフル稼働しそうなので、とにかく、急いで食べまくる。 しかしいっこうにそのラーメンは減らない。 チャーシューラーメン大盛りさらにビールまで注文してしまった自分を恨む。

というわけで、ラーメン二郎のラーメンの味は云々というその前に、とにかく超分量が多いいや多すぎるというのが完食した感想で、食べ盛り育ち盛りの方々には大変心強いお店であろうと思われる。 安くもあるし。 いやでもきっと、よく味わえば、ラーメン自体もおいしいハズである。 だってマズいものをそんなに大量に食えるはずもない。

そんな二郎にインスパイアされて作ってみたのが、ラーメン二郎風ちゃんぽん。 野菜はキャベツともやしのみのテンコ盛り。 チャンポン麺も通常の2倍。 スープは鶏がら、豚骨にいつもよりも多めに煮干だしアゴダシをプラスしたもの。 これに七味をかけて食べる。 いざ食卓へ、テンコ盛りのちゃんぽんを運ぶ。 それを目にしたヨメのこめかみに、青筋が浮かぶのが見えた。

2006/08/06

COCO一番屋のカレーうどん | カトキチ製

cococurry

ゴボウ天うどんはとりあえずはずせないが、このカレーうどんもまたウマイ。

COCO一番屋を謳っているパッケージではあるが、カトキチ製。 コラボなのか何なのかはよくわからんが、とにかくハマっているわけだ。 どっちかっていうと、ココイチリアル店舗のカレーよりも、オイはこっちのほうがウマイと感じる。 まあライスとウドンの違いはあるのだけれども。

分量はわりあい多めで、カレーは甘め。 少し醤油たらしてもうまかったりもするこの冷凍ウドン、おもわず替え玉を用意しておきたくなるほど、いまホレているわけ。 もちろん衣類に容赦なく飛び跳ねてくるいつまでたっても熱いカレーつゆには細心の注意を払いながら、ススルというわけ。

2006/08/01

カトキチ | ゴボウ天うどん

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我が家の冷凍庫にはいつも欠かさずストックしてあるカトキチの冷凍うどん。 シコシコ感がバツグンによい一品である。 ダシもウマイ。 しかも近所のスーパーでは「冷凍商品本日全品4割引」なんて毎週開催するものだから、そこを狙って買いだめしているわけだ。 

このようにお気に入りメーカーのひとつである加ト吉(カトキチ)も、一時大キライな時期があった。 まだ少年時代のことである。

まあデートなんかして公園あたりに行ったわけだ。 そうしてなんか食べようかということになり、でも、売店なんかがなかった。 こまっているところ、そこで見つけたのが、カトキチの商品を扱っている自動販売機。

とりあえずタコヤキとヤキソバを買ってみる。 でもけっこう高いね。 どちらも450円か。 タコヤキなんて、タコヤキ屋移動式販売店舗でいつも300円で買ってんだけどヤキソバも似たようなものだしかしジュースだって映画館や山なんかでかえば、人の足元みて値段釣り上げているしそれならばこの450円という値段もアリなのかなとか考えながらお金を入れてボタンを押す。

しばらくして「ガチャン」という音と共に、タコヤキと、ヤキソバがでてきた。 ホカホカだ。 四角い箱に入っている。 でもその箱が異常に小さいことに少々不安を感じながら、開封。 えっ?

今まで見たこともないような非常に少ない分量のヤキソバが、現れる。 なにテイクアウトだ。 マズくたっていい。 具材が少なくたっていい。 でも、こりゃいくらなんでも少なすぎだぞカトキチさんよ。 ちょっと現物をお見せできないのが非常に残念ではあるが、人生経験の少ないオイ少年でも、思わず目を疑うような非常に少ない分量のヤキソバだったのである。

当時のガールフレンドと、その異様に少ないヤキソバを、添付の非常に短い割り箸でつつきながら、少なさと、カトキチに対する不信感と、社会の大人に対するきたなさをひしひしと感じながらまさに二口でヤキソバを食べ終えたのである。

それ以来、カトキチという名前は、印象悪くオイの脳内にインプットされていた。 ともかくカトキチ製品には今後一切手をださずにこの人生を終えようとまで考えていた。 しかし、やがて一人暮らしを初めるようになり自炊を始め、といってもそんなにイロイロ作れないので外食ばっかしていたところ、付き合い始めた彼女が、毎日イロイロ食材をもってきてくれるようになった。 自炊に拍車がかかってきた。 でもお昼はうどんでカンタンに食べることが多かった。 そのうどんは元々彼女のお気に入りであった。 そのうどんこそが、カトキチの冷凍うどんだったわけである。 カトキチのイメージが好転した瞬間である。

その彼女こそ現在のヨメであり、オイに自炊の道を開いてくれた人であります。

カトキチ

冷凍食品

冷凍食品は20世紀はじめ、アメリカでジャム用のイチゴを凍らせて保存したのが始まりだという。 冷凍がムズカシイ食品のひとつに、卵がある。 その他豆腐やプリン、牛乳、レタスやキャベツ、ダイコンも難しい。

ちなみに食品を冷凍させるさいは、急速に冷凍することが望ましい。 ゆっくり冷凍すると、食品の細胞内に、大きな氷の塊が内外にできて、解凍時に細胞が壊れる。 一方、急速に冷凍すると、細胞内にできる氷は小さく、解凍後、ほぼ元通りの細胞となる。 ちなみに急速冷凍の目安は、「30分以内に90%以上の水分を凍らせること。」 優れた冷凍技術とは、「食材中の水をありのままに凍らせる技術である。」

-冷凍食品については、朝日新聞beサンデーより-

2006/07/30

夜店のヤキソバ

yksb

家に帰ってみると、誰もいないので、おかしいな? 子供連れて実家に帰せていただかれたかなと思ったら、近所でやってる夜店にいったのだそうな。

息子くんは後先考えずヨーヨーを山ほど買ってきているし、娘は手に金魚の入ったビニール袋をぶら下げてギャーギャーさわいでいるし、ヨメはくじ引きで米とかメロンとか醤油とか豪華商品が当たったとかいって興奮しているし、オイへのおみやげは100円のヤキソバのみだったし。

ヤキソバ100円ていまどきかなり良心的な価格設定をしているなと考えながら食べてみると、これはこれでナカナカオイシイものだ。 でも、やっぱり夜店会場でビール飲みながら立ち食いするのがもちろんおいしくもある。

オイもいきたかった。

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