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2010/12/11 飯物

下着の概念を変えた女「鴨居 羊子」

鴨居 羊子さんは下着デザイナーである。

「下着は白」という固定観念をひっくり返し、カラフルで柄の入った下着を数多く発表、世間をアッと言わせた人物だ。 人よんで「下着界のパイオニア」。

でも当初、カラフルな下着は社会に受け入れられなかった。 小売店へ営業に行けば門前払いされ、「下着は白いもの」という客の声に肩を落とした・・・。

それでも彼女は、各地で下着ショーを開催したり、「女は下着で作られる」という映画を製作したりして、次第に時代が鴨井さんについてきた。 もし鴨居さんがいなければ、現代の下着はもっと地味なものだったのかもしれない。

友人だった司馬遼太郎は「大衆社会にきらめくような小さな哲学を打ち出し、日本人の意識革命をしたおもしろい存在」と評した。

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2010/12/02

うめめ

梅 佳代は1981年生まれの写真家で、写真集『うめめ』で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した人である。

「よくもまあこのような決定的瞬間を」と思わずじっと、見入ってしまう写真を量産する才能を持つ素晴らしい女性だ。

『うめめ』はいつも手の届く場所に置いてパラパラと眺めている。 中でも赤ちゃんの写真が気になって仕方がない。

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2010/12/01

佐藤雅彦『毎月新聞』

「~じゃないですか」と言われたら(言った本人がそこまで意識しなくても)そのことを知ってて当然、というニュアンスまで生むことも多い。

つまり、誰かがその言葉を言ったとたん、そのことが、既成の事実と化してしまう、実に巧みな言い回しである。

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2010/11/06

今 東光『毒舌 身の上相談』

ベスト10

相談者:「和尚がこれまで読んだ本の中からよかったものを10冊あげてみてください。」

今東光:「いい加減にしろよ、この馬鹿野郎! まずてめえが何冊か読んで、毎年のベスト10を選び、そのを積み重ねていった方が利口じゃないか。 そのベスト10の表を何年か経ってから見ると、自分が最初に決めたベスト10が割合幼稚だったなあということがわかるもんだ。そういう勉強の仕方をしろ、この薄馬鹿野郎! このオレに、八十歳のオレつかまえて、おめえの読んだ本のベストだって、畜生、いい加減にせい!」

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2010/11/04

筒井康隆 『アホの壁』

ええがな

ある結婚式に出席した時のこと。 控室にいると、別の結婚式の親族がいる向かいの控室から、興奮した年配の女性の声が聞こえてきた。 サスペンダーを忘れてきた男性に向かって、代わりにベルトを締めるように言っているらしい。

「そうやがな、ベルト締めたらええがな。 サスペンダー忘れてきたんやったら、ベルト締めたらええがな。 そのベルトでええがな。 ええベルトやがな。 そうやがな。 ベルト締めたらええがな。 そのベルトでええがな。 そのベルト締めたらええがな。 そのベルト締めんかいな。 そやがな。 サスペンダーないねんさかい、ベルト締めなあかんがな。 そのベルトええベルトやがな。 それ締めたらええねん。 そやろ。 ベルト締めんかいな。」

声高にえんえんとやるのだが、誰もうるさいとは言わない。 結婚式でもあることだし、恐らくこの女性は結婚式だというので興奮しているのだろうが、そんな時でなくてもある程度はこうなのだろうから、みな慣れてしまっていて何も言わないのだろう。

筒井康隆 『アホの壁』より引用

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2010/10/23

塩野七生『男たちへ』

教訓と刺激

教訓は、上の者が下の者に与えるものであり、刺激は、平等の者か下位の者が、上位者に対する時の、優雅で効果的な武器である。

外国人の多いシンポジウムの席にて

よくある日本人の挨拶に「お忙しいですか?」というのがある。 あなただったらどう答えますか? 会場にいた外国人たちは異口同音「不幸にして」と答えた。

ところが日本人は違います。 幸いにして、という意味を込めつつ「おかげさまで」と答えます。

基本とは

基本とは、何かワケがあって確立したものだから、それをくつがえすもうひとつの基本スタイルでも創造しないかぎり、軍配は従来のスタイルにあがり続ける。

スタイルとはなにか

誰も知らない。 が、見ればそれとわかるのがスタイルだ。 『ハイ・ライフ』タキ より

殺し文句について

  1. 殺し文句とは、剣を使わずに相手を殺す方法。
  2. 相手のスキをついてグサリと一突きで殺さなければ効果はない。
  3. 性別は関係ない。
  4. 真偽、100%ではないということを使うほう、使われるほうが認識している必要がある。
  5. 言葉で殺すわけだから、相手が最も欲していることを的確に察知する能力が使い手には要求される。
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2010/10/21

銀座日記

午後になって、少し足を鍛えようとおもい、地下鉄の駅まで歩く。 往復40分。 息が切れて、足が宙に浮いているようで、危なくて仕方がない。

いろいろな人から入院をすすめられているが、いまは入院ができない。 また、入院したところで結果はわかっている。

夜は家人が所用で出かけたので、鳥のそぼろ飯を弁当にしておいてもらい、食べる。 やはり、半分も食べられなかった。

中略

いま、いちばん食べたいものを考える。 考えても思い浮かばない。

池波正太郎の銀座日記より』

池波さんの小説、エッセーには必ずといってよいほど「死」についての記述がある、と解説をかいた重金敦之氏は言う。

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2010/09/13

さる整体師の話

「脊椎の正しか者は病気せん」

寝不足の続いとる人に目ばつぶらせてから立たせたら、後ろにストンて転ぶ。 骨のねじれてしもうてから平衡感覚の無くなってしもうちょる。

「疲れ」ていうとは、なんでんかんでん、必ず、骨ン狂いになって現れてくるとさね。 背骨がはじめにして、体中のあらゆる骨に狂いの生じてくると。

顔のねじれた場合は、足首ばつこうて、まず骨盤ば直す。 骨盤と頭骨は相関関係のあるけんが、頭のゆがみの直ってくると。

日本は親が子ば叱るときに頭にゲンコツば落とすやろ? ばってん外人は尻ば叩く。 あいはやっぱ、相関関係のあるけん、骨盤にショックば与えたら脳のゆるむ。 尻ば叩くことによって西洋人は子供の頭ば締めたり弛めたり調整しちょる、そげんふうにオイドンは見とるわけたいね。

最近は落ち着きのなか子供の多か。

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2010/09/06

甘い生活

「今日からお前は大人だ、タキシードを着て来い!」

とあるバーに、18になった倅を連れてフランク・シナトラがやってきた。

二人は並んで座り、シナトラは「タンカレのジンのストレート」と「水」を注文した。

シナトラはポケットからミズスマシをとりだして、水の入ったグラスへ入れた。 ミズスマシはスイスイ泳ぎだした。 倅は呆然とそれを見る。

シナトラはミズスマシを取り出し、今度はジンの入ったグラスへ入れた。 ミズスマシは痙攣し、動かなくなった・・・。

瞬間、シナトラは倅の目を見つめながら言った。

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2009/12/01

細かすぎてよくつたわるものまね

晩酌の最中、娘が駆け寄ってきて「面白い本を見つけた」という。

どこで見つけてきたのか、それは保育園である。 保育園で読んでもらった本の中で自分が気に入りかつ持っていない本はねだる。 最近よくある現象だ。

「どんな本?」と聞くと、今回は「からすのパンやさん!」と即答した。

「じゃあ今度何かのときに注文しておくよ」と伝えると、それはいつ、何月何日なのかを聞いてくる。 一瞬返答に困る。 息子だったら片付いてしまう話が娘の場合だと多少難しくなる。

これがまた酒飲んでる時だというのが問題なのだ。 ついその場で買ってしまってあげたくなる。 「うーんじゃあ、アマゾンで注文してしまおうか。」 「うん!」となってしまう。

からすのパンやさん一冊では送料無料にならない。 だからもうちょっと何か買えば?となってしまう。 それを見ていた次男が今度は「ユンボ、ユンボも!」と興奮するので、それも買ってやらないわけにはいかない。 トミカのパワーショベルを一緒に注文する。

「さあ、本とユンボは注文したので届くまでおりこうさんにしておいてください!」

最近は寝る前に娘と本を読むことが多い。 二人で「イッキによめる!名作選」を読むようになってからひと月ばかりになる。 面白いのでつい夢中になって読み進む。

たまに娘のほうが絵本を読んでくれる日もある。 娘なりに本棚から厳選してきて読み聞かせてくれる。 お気に入りはほぼ決まっているので、もう何度も繰り返し読んでもらっている本は内容を覚えてしまった。

昨晩娘が絵本を読んでくれている最中、新しい特技を披露してくれた。 保育園の先生別絵本のめくり方

「○○先生は絵本を読んでくれるときにはページをこうやってめくります。 △△先生はこう、○△ 先生はこんな感じ。 ○△○先生が一番面白くてページを一旦こーやってから、こっちにめくります。」

とこんな感じ。 実演付きで各先生がどのようにページをめくるのかを説明してくれた。 実際見たことがないので、このものまねが似ているのかどうかはわからないがおもしろいところに目がついたものだ。 先生たちも、まさかそんなところをマネされているなんて思いもしないだろう。

カミさんの前に連れていき、再びものまねをやってもらうと「似てる、わかるー!」と興奮した。 大したもんだ。

子供は大人をよく見ている。

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