2006年11月アーカイブ

折れた大根

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オマエどんだけオンチなんだよ。 という人物に会った。

結婚式そして披露宴はおめでたいものではあるが、いくら11月つったって、毎週のごとくあっても困るわけで。 いささか食傷気味の披露宴に(いやメデタイことは確かだよホント)、その日は向かったのである。

スピーチは短くて、その他トントン拍子に進み、今回の披露宴は、酒にはやくありつけそうだ、ウヒョ。 なんて考えてたら甘かった。 乾杯の音頭が長ーいのである。

「えー、Yさんは、Kさんとの、えーっ、アレであって・・・。 本当に・・・。 お二人とも・・、仲がよくて、まるでキャッチャーミットのように、Yさんを・・・、つつんであげてください乾杯!」

と、最後はいささかテンパりながらの乾杯をなされたわけだが、キャッチャーミットのようにて。 ま、いいか。 食べよう。 グビグビ飲んで、にぎやかなご一行が裸踊りなんかを始め、ビールをノメノメの注がれ、楽しい。 そして余興がはじまる。

いたって普通だ。 カラオケなんか歌ったりして。 Yさんおめでと! とか叫んだりして。 ダンスもなかなかよい。 バンドだって上手いよ。 そして、この余興の最後に登場する人物の紹介をDJが始めた。

「え、この人はね、え、NHKのど自慢大会で、え、かなりのキンコンカンを鳴らされた好評価な人物でね、皆さん期待してくださいそれではどうぞ!」

「ボエぼえぼえー、ボエボエビー、グーガー。 ビービボー、ボー、ボーバァーベェーたーりーぎーりーだねー。」

と、耳をつんざく大音響。 たしか流れている曲は、アムロナミエさんの、キャンユーナントカ、だと思うのではあるが。 それがどのように聞いても、「ボエボエ」としか聞こえない。(事実) そんな歌を聴かされたんじゃ、オイはもはや笑うしかなく、ゲラゲラと喜んでいたわけだが、ふとあたりを見回してみると、会場の3分の2は引いているようだ。 いや、ごく少数のコアな人間にだけウケているといったほうが近い。 親族席のおじさんたちの顔には、怒りの色すら表れてるようだ。 こりゃ、ヤバいのではないの。

そんなことはお構いなく、ひとり壇上で気持ちよく歌っている男が、2番を歌い始めようとする瞬間、数名の男が駆け寄り、そのオンチ氏は、幕の後ろへと引きずられていった。

とまあこんな楽しい席だったので、酒が進んで飲みすぎた。 すこしほろ酔い加減で帰宅途中に、遠くからオイを呼ぶ声がする。 「おーい、オーイ、おいでー。」 よく見ると、近所のお婆ちゃんが、家庭菜園で、叫んでいる。 近寄ってみると、大根をもって帰れという。

その畑一面は、全て大根が植えられているのだとか。 普段スーパーでばっかり買い物していると、植わったままの大根なんか目にする機会がなく、一目でそれが大根だとはわからない。 しかし、葉っぱの根元を掻き分けてみると、ちょびっとだけ、例の白いぶっといのが土から出ている。

「ほら、よか大根の植わっとるけん、2、3本抜いていけ。」と婆ちゃん。 「あらホント、よか大根たいね。 でもね、今服装が服装やけんさ、また今度もらうけん。 酒も飲んどるしー。」とオイ。 でもどうしても今持っていけとウルサイので、しかたなく、大根を抜いてみることにした。

適当に1本の大根を選び、葉っぱをかきわけて、抜く。「アレ?」抜く。 抜けない。 大根って、なかなか抜けないものだということを、今日始めて知ったわけだ。 「あーその大根は細かよ。 もっと太かとば抜かんばさね。」とか婆ちゃんにツッコまれながらも、「イヤイヤ、オイはこの大根ば、抜きたい。 抜けないまま放っておいては男がすたるよ。」とかなんとかワケわからんことを言いながら、ネバって抜こうとしてみるも、その大根、なかなか抜けない。 なんで?

少しカンシャクを起こしてグリグリ無理やり引っ張ったら、掘れたことは掘れたんだけど、先がポッキリと折れてしまっているわけ。 これじゃ大根抜き失格だと婆ちゃんはいう。 じゃあばーちゃんが抜いてみろ、と言うと「どーれ」とスローな動作で大根をつかむ。 グイッ、ボソッ。 と、キレイに根っこから抜けたのである。 なんでもコツっちゅうものがあるわけだ。

しかし、自分で食べる大根ぐらい、自分で抜くことができねば話にならぬ、ということで、もう1本だけ抜かせてもらうことにした。 今、目の前で婆ちゃんが上手に抜くところを凝視していたので、イメージは完璧である。

イメージは大事である。 昔本で読んだ話に、鶴の飼育についてこう書いてあった。

とある若者が、とある動物園に就職した。 その若者は、獣医の免許をもっていて、動物にはそれなりに詳しいつもりだ。 最初に任された仕事は、鶴のオリの掃除係だった。 毎朝、動物園がオープンする前に、オリの中をきれいに掃除するのだ。

掃除はその若者と、前任者のこの道50年の老人が行う。 掃除の手はずは、老人によく聞いた。 若者は、鶴が2羽飼育されているオリのカギを開け、腰をかがめて入る。 そして竹ぼうきで床を掃除しようとしたその瞬間、鶴がバタバタと羽を広げて狭いオリ内を暴れまわる。 とてもじゃないが掃除どころではない。 鶴は怒っているのだ。

あわててオリから抜け出した若者は、すっかりビビッてしまった。 それを見ていた老人は「どれ、ホウキを貸してみなさい」と言うと、オリの中へ入っていった。 そしてオリ内の掃除を始める。 鶴は少しも騒がない。 老人なんて、まるで意識をしていない。

若者は考えた。 これはきっと、老人がその道50年のベテランだからである。 鶴が慣れているから騒がないのだきっと。 オレもじきこうなるだろう。

しかし、2年が経ち、3年が経っても、鶴はいっこうに若者に馴れようとはしない。 老人とまったく同じ手順にて掃除しようとしているにも関わらず、である。 そして若者は、老人の掃除をする様子を、じっと観察した。 するとあることに気が付いた。

老人をよく見ていると、なんだか仕草が鶴と似ている。 ホラあの歩き方やリズム、そっくりだ。 そういえば老人は細身で、背格好も鶴と近い。 あ、さらに時折老人がみせる、胸についたホコリをはたく仕草は、ツルのそれとソックリではないか! わかったぞ! 老人は、ツルになりきっているんだー!

と、若者はヒラメキ、そのように老人に尋ねてみた。 すると老人は、特別意識はしていないが、長い間接するうちに、鶴に似てきたのかもしれない、と言った。 そういえば、老人はオリの外にいるときも、どこかしら鶴のような動きをする。 そうなんだ。 鶴になりきることが、大事だったんだ。

と、若者は、鶴になりきる訓練を始めたのだとか。

とまあこのような話もあるし、オイも婆ちゃんになったつもりで、すこしボーッとした表情で、スローに、根っこをおもむろに握って、ブチッ。 あ、折れた。  と、結局上手に抜くことが出来なかった2本の大根を、泥まみれになりながら、持って帰った。 ブリ大根でも作ろう。

※今年は大根が取れすぎて、相場が例年の半分以下になっており、農家の方々は大根を廃棄処分しているとかいうニュースをテレビで見た。 非常にもったいない話である。 どうにかならぬものか。

佐藤養助:稲庭饂飩

inaniwa 佐藤養助:稲庭饂飩

とあるデパートの地下食品売り場にて。 オイは「しょっつる」を探していて、なかなか見つけることができずに、売り場のおばちゃんに尋ねてみた。

「あのー。 シ、しょっつるって置いてますか?」

おばちゃん:「はぁ? しょっつる? ないです。 ナンプラーならあると思いますが、場所はどこかわかりませんので他の人に聞いてください。」と、冷たくあしらわれた。 そのもはや初老にさしかかろうとしているであろうおばちゃんの、不親切さに、失望した。

しょっつるを購入するという目的を果たすことができずに落ち込んだオイは、そのデパートの出口へと向かってズルズルとゾンビのように向かっていた・・。

突然、なんともフレッシュな香りが左側から漂ってきた。 顔だけそちらを向けると、「お酢」を試飲販売していた。 「お、お酢。」そうか、サッパリするもの悪くないということで、お酢の説明をひととおり聞いて、1本購入する。 黒酢である。

そのお酢屋さんは、話好きである。 酢は買ったので、もはやここには用はない。 早く立ち去りたいのではあるが、食品談義が延々と続く。 酢屋:「世の中、食品添加物だらけです。 そこらの酢でさえ、何が入っているのかわかったもんじゃ、ありません。 きちんと本物の食品を口にしておかないと、年取ったときに体がボロボロになります。 ですので、ウチの酢を、毎日ちょびっとづつ飲んで、健康体でいてください。 あ、お酢がなくなったら、また買いにきてくださいね。 それはそうと、このジャム、ウチのお酢で作っているんですよ。 添加物は一切なし。 いかが? 普通ね、シャムっていったら、増粘剤っていうのが入っているんですよ。 え?なんでかって? それはね、ジャムの水増しをするためです。 増粘剤を半分ぐらい入れると、原料のジャムが半分ですむので経済的でしょう。 儲かるでしょう。 フフフ。 でもうちのジャムは、そんなもの一切使っていません。 正直に作っています。 いかがですか? ジャム。」

と、早口でまくしたてられる。 話はよくわかったが、ジャムはいらん。 酢だけでよい。 こういう風に伝えると、酢屋:「あーそうですか。 でも気をつけてくださいね。 無添加食品なんていう言葉はよく聞きますけど、実際無添加の商品なんて少ないのが実情なんですよ。 たとえばね、ほらあのメンタイコとか。 あれはね、ホニャララ○×△■・・・なんですよ。」 オイ:「へぇー。」

(オイのいかにも感心した風のうなずきに、お酢屋は気をよくして、目がギラリと輝く。)酢屋:「それでね! ウドンってあるでしょ、うどんね。 あのウドンっていうのも、冷凍ウドンでもそこそこ美味しいでしょう。 ツルツルシコシコしてて。 あなたの食べているそのウドンの喉ごしって、ホニャララ○×△■・・・だったりするんですよ。」 オイ:「あらそう。」

もはやこれまで。 コイツには付き合ってらんない。 帰る。 歩いて帰りながら、お酢屋の話し方を思い出しながら、なんだかうどんが食べたくなって、うどん屋さんへ向かう。 熱いうどんをすすりながら、あの美味しかった讃岐うどんのことを思い出したりもした。 うどんっておいしいなー。 どうして塩と小麦粉、水だけでつくられているのにこんなに美味しいんだろうかうどんって。 うどんのことで頭が混沌としてくる。 また今日も、うどんを手打ちして食べようかな。 いやいや色んなウドンを買ってみようではないか。

便利な世の中である。 ネットで「うどん」と検索すれば、山ほどでてくる色んな情報。 もはや、情報が多すぎて、なにがなんだかわからん様相を呈してきた。 でもうどんだし。 そんなに高価なものではないしということで、手当たり次第、よさそうなものを買ってみる。

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大体どれも美味しかったんだけど、喉越しのよさ、コシで考えると、佐藤養助商店の、稲庭ウドンがベストであると思われた。 うどん自体は細いんだけど、「コシ」があるわけだ。 くわしい製法は、佐藤養助商店のウェブサイトを見ていただくと、よくわかる。

佐藤養助商店

炙りアジ

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その堂々とした体躯のアジをサッとおろして、その半身に鉄串を打ち込み、直火で炙ると、「バチバチバチッ」と油のはじける音がする。

およそ15秒ぐらい、猛烈な火の中で炙ると、キッチンに香ばしいにおいが充満してきて、よだれがたれる。

炙ったアジをぶつ切りにして、半身の姿のまま皿に盛り、右端から順番につまんでいくと、酒がとまらなくなる。 左端まで全部食い終えた頃には、ベロベロになっている。 ああ今日も、幸せな一日だった。

神宗

kansou

その馥郁たる塩昆布を白いご飯の上に乗せて、ほうばる。

薄く細切りの塩昆布になれているせいか、はじめその塩昆布の肉厚さに一瞬 ためらい、歯で噛み切るころには、山椒の香りが散る。

神宗:塩昆布5

塩昆布という普段食べなれたものでも、本気で作るとこうも美味しくできるものなのか、と驚いた。 そもそも塩昆布にさほどウマいマズいがあるなんて思いもしなかったが、創業天明元年、神宗の塩昆布には、まいった。 是非食ってみてください。

KANSOU HOMEPAGE

クジラ、ミンクかナガスか?

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世の中には人を虜にする珍味がごまんとある。

昔々、鮭皮大名なる人物がいたそうだが、その大名曰く、 「鮭の皮は薄くて少ない。 もっと鮭の皮を食いたい。 鮭の皮ならば丼で何杯でも食えるぞワシは。 フォッフォッフォ。」

というほど鮭の皮が好きだったのだそうな。

似たような話はほかにも沢山ありそうではあるが、とにかくある食べ物がすごく美味しくて、好きなので、もっと沢山食いたいという願望の結果、このような大げさな話になってくるわけだ。

オイの周囲にも、こんな人がいる。

オレはね、さんまのハラワタだったらね、丼3杯は食えるね。 もうね、サンマ本体はさておきワタを愛しているわけよ。 なんとかしてさ、サンマのハラワタを、フォアグラみたいに肥大させることはできないものかね。 丼3杯は食えるぞしかし。

なんて熱く語る。

たしかにサンマのハラワタも、鮭の皮もウマイ。 オイも大好きだ。 しかし、丼一杯は食えない。 食いたくない。 想像しただけでウンザリである。 でも多少大げさに言ってしまう気持ちもわかる。 オイにもサンマのハラワタや 鮭の皮程度に愛して止まない食材はいくつかあるわけだ。

そのひとつが、鯨。

大分上の世代の方々は、「何クジラなんてモノ珍しいもんじゃねえ、そんなモンおまえ、給食で嫌っちゅう程食ってたぞ。」

などとおっしゃるが、こっちにとっては、物心ついたときは、大変貴重な食い物になっていたわけで。 どっちかっていうと、毎日少しでもいいので鯨は食べたい。 でも丼一杯はいらないかな。

先日数人で飲んでいる席で、クジラ議論で盛り上がった。

オイたち数人が、「グジラっつったらやっぱオノミでしょ、いやいや通はやっぱりヒャクヒロでし。 なにをいうか貴様、サエズリに決まってんだろ!」なんて騒いでいたところ、それを遠くで眺めていたひとりがこう言う。

「クジラの各部位は、ともかく。 ミンククジラよりもやっぱナガスの肉が美味しいんだよね。」ボソリとつぶやく。

この問題発言が、このクジラ論議をさらに過熱させる原因になった。

「えっ、食用のクジラに種類のあるとね。」なんてノンキは発言をオイがすると、そのこだわり発言氏は、「オレはナガス以外は食わない。」 なんていう。 そういわれると気になってしょうがないのがオイなわけで、ちょっと詳しくクジラについて尋ねてみようか。

としているところにカミツイテきたのが、K氏で、「それってホント? だってネットで見てもさ、ミンククジラ以外売ってる店みたことがないよ。 それにさ、シロナガスクジラって獲鯨禁止なんじゃないの? そもそも今我々が食っている鯨肉は、調査捕鯨で獲られたものに限るわけでしょう。」と、まくしたてる。

よーしそれならば、実際鯨屋さんに聞いてみようではないかという話になり、電話してみた。 するとやはり、白ナガス鯨の肉のほうが美味しいのだそうな。 でも絶対にそうだというはけではなく、その鯨肉の状態にもよるのだとか。

この一件から、鯨が食いたくて仕方がなくなり、テレビから「ロハス」と聞こえてくると、それが「ナガス」と聞こえるように思えてならないという禁断症状にまで陥り、お正月まで鯨は食べまいとガマンしていたわけではあるが、 颯爽と鯨を買いにいきつけの魚屋まで足を運んだのである。

「兄やん、鯨ちょうだいよクジラ。」というと、とっておきのがあるのだという。 それがTOPの写真、クジラの切り落としだったわけだ。

クジラを湯がいて商品にする際に、体裁を整えるため余分なところをカットするのだという。 そのカットされた部分を集めたものが、このクジラの切り落としなわけだ。 見た目は悪いかもしれないが、これはオイの大好きな畝須である。 普段ケチケチ超薄切りにして食っている畝須が、コロコロ固まりでパンパンにパック詰されている様はまさにオイにとっては宝石箱。 速攻買ったわけである。 (畝須を普段こうやって食う

しかもこのクジラの切り落としがまたやけに安いときた。 こりゃ、定期購入を申し込まねば、なんて買い占め作戦を提案したならば、ダメだった。 クジラを大量に茹でる際にしかこの切り落としはでないわけだという。 次はいつになるのかわからないのだという。 残念。

ちなみにこの切り落としのクジラの種類はミンククジラだった。 でも充分旨かった。 これならオイ、丼に3杯は食えるよ実際。

チキンラーメンのススメ

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たまごポケットはあまりアテにしていない。

チキンラーメンを作る際には生卵を割り落とすのが常識ではあるが、どんぶりに乾燥したチキンラーメンを入れ、そのたまごポケットと呼ぶには若干浅すぎる感があるたまごポケットに、新鮮な生卵をそっと割落とす。 そっとでなければダメである。 乾燥した麺の上に勢いよくたまごを割り落とそうものならば、出来上がりの見てくれの大きなポイントとなる大事な卵黄を潰してしまうことになりかねない。 想像以上に、乾燥したチキンラーメンは、トゲトゲしているものである。 ちなみに、卵は卵黄がモッコリとした新鮮なものが望ましい。

チキンラーメンをどんぶりに入れて、生卵をそっと割り落とした。 さあ、あとはお湯を注ぐだけである。 簡単極まりない。 しかし、ここで気をぬいてはいけない。 まず第一にお湯を注ぐ分量を間違えると、大変なことになる。 チキンラーメンのチキンラーメンたるゆえんであるチキンスープは、麺に染み込んでいるものである。 お湯を注ぐことにより、麺からにじみ出てくるものである。 で、あるからして、お湯の注ぎすぎに細心の注意を払わねばならない。 お湯を多く入れすぎたら、おじゃんである。

お湯を注ぎすぎてしまう原因としては、第一にどんぶりのサイズが考えられる。 チキンラーメン本体に対して、あまりにも大きすぎるどんぶりで製作を開始してしまうと、ついどんぶりのサイズにあわせてお湯を注いでしまう。 要は、どんぶりの7~7.5部目あたりまでお湯をそそいでしまう習慣が、日本人の体に染み付いているのである。 お湯を入れすぎてしまって味が異常に薄いチキンラーメンを一口すすってみたときのあのわびしさは、トラウマになりかねない。

したがって、どんぶりのサイズは、その乾燥した円形のチキンラーメンが、キツメに入るぐらいの若干小ぶりなサイズのどんぶりが望ましいということになる。 これにお湯をヒタヒタ(日清推奨は400ml)に注ぐのが、美味しく食べる秘訣である。

次に。 お湯の温度も非常に重要である。 小腹がすいてどうしようもないのでチキンラーメンを食べると決めて、どんぶりに麺を入れ、お湯を用意する。 お湯を沸かす時間すら待てないという状況なので、ポットのお湯で妥協してしまう。 これが間違いの始まりである。

お湯は、グラグラたぎったものを使用しなければ、チキンラーメンをおいしく作ることは困難である。 そもそもどんぶりというものは、使用する前は冷たいものだ。 これに湯を入れ、チキンラーメンをふやけさせて食べるわけだ。 注ぐ湯の温度が低ければ、まずその熱は、どんぶりにとられてしまう。 よってフタをして3分待った後のチキンラーメンは、湯気すら立たないということになる。 さらに、これに生卵を割り落としているならば、事態はますます深刻である。

チキンラーメンの醍醐味は、3分待って、フタをあけた瞬間に立ちのぼる湯気の合間から見え隠れする黄身の微妙な半熟具合、白身のほどよい煮え具合にあるといっても過言ではない。 想像しただけでも即、作り始めたくなる衝動にかられるぐらい、魅力的な光景である。 しかし、お湯がぬるいと、こうはうまくいかない。 たった3分ぐらいでは、白身は冷たい生ままである。 その白身が、出来上がったチキンラーメンの温度を下げてしまっている一要因であることはまず間違いない。 だからといって、再度フタをかぶせ、白身が煮えるまで待ってみようかとする。 だが人生そんなに甘いものではない。 白身は煮えていないは、スープはぬるいはの、最悪のチキンラーメンを作りあげてしまった罪を、日清食品創業者の安藤百福氏に謝罪するべきである。

こうならないように、お湯はグラグラとたぎったものを用意しなければならない。 ポットのお湯を使用する場合は、再沸騰ボタンを必ず押すということは当たり前である。 しかしできれば、やかんに水を入れ、猛烈な火力で熱し、グラグラとたぎらせた湯を、チキンラーメンの上から注ぐというのが理想である。

熱湯も、ただどんぶり内に、入れ過ぎないように注げばそれでよいかといえば、そうではない。 お湯を注ぐポイントも重要なのである。 卵は、その浅いたまごポケットに割り落としているハズである。 そのチキンラーメン上の、生卵の白身部分にお湯をかけるようなつもりで、白身に添って円形にお湯を注ぐのが理想的である。 こうすることにより、グラグラの湯が直接かけられた白身は、一瞬で白くなり、フタをする前から、ちょうどよい白身加減を作り出すことができるというわけである。 しかしたまごの煮え加減については、それぞれ好みがあるわけだから、その辺は自分好みにいつでも作り出せるように訓練が必要である。

湯を注いだ丼にかぶせるフタはいうまでもなく皿が定番的であり、丼、皿間にスキマがないということは当たり前である。

キッチリ3分待つか、それとも2分で切上げて、「バリカタ」の風味を楽しむのかも各自お好みである。 刻んだあさつきを散らしたり。胡麻油を少々たらしてみたりという小細工も楽しい。 まず始めに半熟の黄身を一口でほうばるのか、最後まで大事に半分スープに沈めておくのかも決定権はあなたにしかない。 そして最後に、できあがって3分以内に食べてしまうのが、チキンラーメンにとっての礼儀であかと思われる。

※先日、チキンラーメンを久しぶりに作ってみて、大失敗をしました。 腹が減りすぎていて焦りもあったのですが、ポットのお湯にて、大きめのどんぶりに、乾麺の上下を間違えたのでたまごポケットは裏側に、よって卵は脇に割れ流れ、できあがりの光景が寒々しさといったら、目も当てられないという状態でした。 悲しくなったオイは、自戒の念を込めながら、今回のメモを残しておこうと考えた次第です。(ちゃんとした作り方は、チキンラーメンの袋に書いてあります。 ご確認ください。) たまごポケットについては、できればもう少し深いほうが機能的ではあると、個人的に思うのですが。

安藤百福さん死去

2007年1月5日、急性心筋梗塞のため大阪府池田市の病院で死去された。 「食足世平」という自らが作り出した四字熟語には「食を通じて世の中の役に立つ」という思いが込められていたのだそうな。 ご冥福をお祈りいたします。

日清 チキラー島:音がなります。

風に吹かれて豆腐屋ジョニー

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この豆腐、我が家では好みがはっきりとわかれる。

ヨメが言うには舌触りが滑らかすぎて、大豆の味はするんだけど あまり好みではないとのこと。

オイはその滑らかさとクリーミーさが好みで、酒にも合うし、満足。 絹ごしをさらに絹ごししたような、というか、もはや豆腐ではなく少々固めた豆乳のような食感がよいわけだ。 パックごと左手に持ち、口にジョニーを流し込みなが右手の酒をあおる。 これがけっこうイケルわけである。

ただ、風に吹かれて豆腐屋ジョニーには、醤油があまり合わないような気がする。 普通の豆腐のように、醤油をつけて食べたりすると、あまり美味しくないようなきがする。 パックをあけて、なにもつけずにそのまま食べるのが、一番美味しく感じる。 もちろん薬味系のネギやショウガも添付しない。 塩や七味でも食ってみたが、それもイマイチ。

マイベスト豆腐である中島豆腐のときに書いたが、普通大量生産の豆腐では、豆腐の原料である大豆をケチって使うところが多く、1俵の大豆からおよそ1000丁位の豆腐を作るそうであるが、中島豆腐では、おなじ1俵の大豆から450丁程度しか作らないので、あのような濃厚な豆腐が出来上がるのだそうな。

中島豆腐もそのままなにもつけずにスプーンですくって食べるのが美味しいわけだが、要は豆腐をちゃんと作って豆腐自体にしっかりとした味があれば、醤油や薬味なんて不要であるという話になってこないでもない。

そもそも醤油も豆腐もメインとなる原材料は同じ大豆ではないか。 そして豆腐は塩を作る際にできるニガリを混ぜ込むのであって、醤油は塩そのものを原料にするという。 いわば親戚みたいなものである。 豆腐に醤油をかけるということは、大豆と大豆でカブることになる。 チャーハンをおかずに白いご飯を食べるようなものだ。 だからそもそも豆腐というものは、なにもつけずにそのまま豆腐のみで食べることが、本来の姿なのかもしれん。

しかしご存知のように、醤油なしで食ってウマイ豆腐なんていうのは少ない。 先日もとある豆腐屋で、「一番美味しい豆腐はどれですか?」と聞いてから、数種類ある豆腐のなかから選んでもらって、買って帰った。 一丁で300円チョイである。 木綿と絹バージョンがあり、どちらも買ってみた。 食べた。 フツー。

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その某豆腐専門店の、最上の豆腐の味は、どこにでも売っている、一丁60円ぐらいの豆腐の味と、なんら変わりはなかった。 この原因は、やはり1俵の大豆からおよそ1000丁位作っている大量生産品だからなのか、なんなのかはワカランが、オイはもっとウマイ豆腐を食いたい。 だから今度、「1俵の大豆から200丁ぐらいしか作ることができないという幻の豆腐」なんていう豆腐を作ってくださいどこかの豆腐屋さん。 まあ豆腐の美味しさを決める要素は水やニガリ、職人の腕などその他の要素もあるのだろうけれども。

男前豆腐店株式会社三和豆友食品。 イロイロあるそうだが、オイ的にはただうまい豆腐が食いたい。

ひよ子

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超科学的なことはあまり信じていない。

しかし個人的に信じていないだけで、そんなことはこの世の中にあり得ないなどとは考えていない。 そりゃ、実際に目の前で不思議な現象に遭遇したならば、間違いなく信じるつもりだというスタンス。

以前、嫌々「前世占い」というものにつれていかれたことがあった。  嫌々ではあったけれども、実際占ってもらう直前は、なんだかワクワクした。 しかし、もう二度と、前世占いはやるまいという固い決意をオイにさせた事件が起こる。

なんと、オイの前世は、「カラーひよこ」だったのだという。

カラーひよこ。 幼少の頃縁日にいくと必ずあったあの「ひよこ釣り屋」さんの赤や青、オレンジに染められたひよこたち。 たしか釣り針で釣り上げられてたっけ・・・。 あれどうやって着色しているのだろうか。 スプレーかな・・・。

とまあ、カラーひよこには、あまり良いイメージを持っていない。 そりゃ、オイ自身もカラーひよこを買って、家で育てようとしたこともあった。 でもその青いカラーひよこちゃんは、家で飼われはじめてわずか3日目で、当時よちよち歩きだったオイの弟に踏み潰されたのであった。

オイの前世は、そんなカラーひよこだったのだという。 ハハハ。 おかしいけれど、こっちはわざわざ出向いて、金払って、前世を占ってもらっているというのに、カラーひよこだぞカラーひよこ。 もうね、ガッカリである。

こんな占い師は信用できねぇ、こりゃウソっぱちだ。 カラーひよこて、オマエ、じゃなにかい、ヒヨコっていうのは、鶏の子なわけで、鶏の子供をヒヨコというわけだ。 百歩ゆずってオイが万が一前世カラーひよこだったとしても、オイの前世は鶏だったとも言えるわけで。 いやまてよ、オイの前世であるカラーひよこ氏は、幼くして生涯を終え、そして現世で、オイというひとりの人間に生まれ変わったということか。 じゃ、オイの弟に踏み潰されたカラーひよこも、人間に生まれ変わっている可能性がある。

ということで、前世占いに行って、「あなたの前世はカラーひよこでした。」といわれた方はおりませんか。 オイとしては、是非、同士がほしいわけである。

ちなみにこの際、オイを前世占いに連れ出した張本人である相方の占い結果は、なんと、「塩っぽい」だった。 塩っぽい。 もはや生物ですらなかったわけである。 前世がカラーひよこだと言われて、ヘコんでいたオイも、相方の「塩っぽい」にはさすがに同情しつつ、しかし前世的に少し優越感を感じながら、ひよこと塩は、占い師を後にしたのである。

とまあ、おみやげでひよこをもらって食べながら、そんな昔の話を思い出したという話。 

ひよ子 - 立体商標の登録認められず

福岡の老舗「ひよ子」が販売しているこのひよ子。 その形を立体商標として登録できるかどうか? という訴訟の判決で、知財高裁は、登録を認めた特許庁の審決を取り消した。 裁判長は「鳥の形と極めて似た菓子が全国に多数あり、和菓子としてありふれたもの」だと述べたという。 以前にも、サントリーの角瓶や、ヤクルトの容器に登録の動きがあったが、特許庁は認めなかったのだとか。(朝日新聞2006/11/30より)

銘菓:ひよ子 http://www.hiyoko.co.jp/index.html

買い換えたぞ洗濯機

ヨメと二人で生活していたときよりも洗濯の量、回数が劇的に増えた。 子供が二人いるので洗濯量は今までの2倍、ということではなくそれ以上。 もうハンパではない量の洗濯物が毎日毎日うず高く洗濯カゴに積まれていくわけだ。 雨が続いたりするともう最悪。 その現場を前に立つと、なんだか生活観が充満しているというか、なんかこう、ちょっとサミシイわけである。

と、いうわけで、現状を打破すべく、一大決心をし、洗濯機をあたらしくしてみることにした。 今使っているのは一度に洗える容量が6kgだ。 これをなんと9kgまで洗えるものに変更! よし。 これで片付かない洗濯物の山ともおさらばだ。

実際。 前よりも一度に沢山洗えるんだけど、前よりも洗濯物の量が増えてきているという事実に最近気付いた。 とくにムスコの汚れものが増加している。 この問題を解決するにはもう一台追加する しかないか。

そうそう洗濯機。 いっぺんに9kg洗えるのはわかったんだけど、どんだけ入れたらその9kg入ったのかがワカラン。 なので、電子ばかりみたいに、只今の重量を表示してほしいんだよね。 そうしないと「詰め込みすぎっ!! オマエは。」 と、ヨメに怒られるんだよな。

寿司型飴

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寿司の形をした飴である。 サーモンに玉子、それとこれは牛刺し?

SushiDisk(すし型USBメモリ)を見たときはその精巧な作りにビックリとしたわけではあるが、それもそのはずである。

すし部分の成型には、東京かっぱ橋道具街を代表する食品サンプル 製造・販売業の佐藤サンプル様にご協力頂きました。生産は一個一個手作りで行われ、すしを忠実に 再現いたしました。

http://item.rakuten.co.jp/sastore/sushidisk-1/引用:ソリッドアライアンス楽天市場店

とまあ相当気合入れて作られている「SushiDisk」に対して、この寿司飴はそこまでディテールにこだわってはいない。 がしかし、ちょっとカワイイ。 ウチの子らは、本物の寿司に目が無いわけであるが、この寿司飴もおいしそうになめていた。 全部食べてしまったあと、「イクラはないの?」なんて注文をつけてた。

職人たちの忘れ物

職人にとって、道具とは命か。

先日の台風の影響でテレビのアンテナが折れた。 グシャリである。 アンテナとしては電波をハンパに受信しなければならない状況なので、 具合の悪い映像しか流せないわけだ。 もはやアンテナを新品に交換するしかない。

電気屋さんが新しいアンテナを持ってやってきた。 てきぱきと作業をこなし 、新品のアンテナに交換完了。 むしろ、前よりも鮮明な映像がテレビから流れるようにになり満足満足。 電気屋さんはお茶を飲んで帰ったわけだが、ドライバー、ニッパー、カッター、メジャーと、アンテナ取替え工事に使用した道具一式を忘れて帰った。

先日の台風の影響で、屋根がはげた。 これじゃ、雨漏り必至である。 よし、屋根を張り替えようではないか。

大工さんが家にやってきて、てきぱきと作業を終えて帰っていったわけだが、ノコギリを忘れて帰った。

どちらも大事な部品なんか付け忘れてはいないか、すこし心配である。

ポカポカすぎ

しっかし天気イイなー。

ここんとこずっと天気悪かったしな、洗濯モノもたまっているし、 いっちょう、山積みされた洗濯物を全部洗ってみるか。

しっかし天気いいなー。 朝晩はホント寒くなったけど、日が昇ると こんなにポカポカ陽気なんてさ、ずるいぞ、太陽。 しかし洗濯物たまりすぎ。 でもそりゃそうだ。 ここ2、3日、洗濯物を干してると雨に降られてまた 洗濯のしなおしやし・・・。 なんて日が続いたからね。 ちょっとベランダに 干せそうな量でもないけれど、えーい、無理やり干してしまえ!なーに乾けば イイんだよ洗濯物というものは。

さあ、洗濯物も干したし。 天気もいいし。 気分もイイのでちょっとサイクリングにでも行ってみようか、ハハハッ。 おぉーポカポカだし、心地よいそよ風もふいているし、外で遊ぶには絶好の日和だなー。

やっぱ体使うとサッパリとするね。 11月だというのに汗びっしょりだよ。 着替えねば風引くし。 いやその前にフロ沸かして入ろう。 たまにはイイじゃないか、昼間っから風呂に入るというのも。 お、そういや洗濯物メチャ干してたんだっけな。 どりどり。 乾いたかな。 オ、全部乾いているじゃないの。 早っ。 くーまた気持ちよくパリパリに乾いちゃってまた。 じゃ、全部とりこんでみようかな。

だーれだ、電気カーペットの電源をつけっぱなしで外出したヤツは。 こいつは電気食いなんだぞまったくもう。 いやまてよ。 やけに気持ちがいい温かさでないの。 ちょうどイイ温度調節でないか。 ちょっと横になってみようか。

おー、ぬくい。 天気はいいし風は気持ちがいいし、洗濯物は乾いたし。 あ、いいこと思いついたぞ。 乾いた洗濯物の山を電気カーペットの上にぶちまけて、そのなかにうずくまってみたらどうだろう。 心地よいのではないか。 よーしやってみよう。

ほー、ほー、たぶん、巣の中のヒナってのは、いつもこんなかんじでウトウトしているはずだ。 ちょっと気持ちよすぎて、おもわず寝てしまいそうだぞ。

・・・・・・ぐーぐー。

KFC | オリジナルチキン

kfc

つわり期間中は、食べ物の好みが変わるようだ。

変わるというか、固執するというか。 現在つわりと格闘中のヨメは、パスタとフライドポテトに異常な執着がある。 もうね、毎日食っている。 なので、オイもそれを毎日食うハメになる。 その状態が、1ヶ月半は続いている。 もはや、ウンザリだ。

最近、そんな「つわり食」の仲間が増えた。 そう、ケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンである。 オリジナルチキンとは、国内産ハーブ鶏を使用し、専用の圧力釜で調理をした、カーネルサンダース氏ご自慢のケンタッキー伝統の味で誰でも食ったことがあろう要は骨付き鶏の唐揚げである。

オイはこのチキンのことは、キライではないが、若干食傷気味である。 うちのババ(オイ息子のばーちゃん、すなわちオイの母親)は、事あるたびに、このオリジナルチキンがどっさりと入ったバケツ状のアレをかかえてやってくる。 一度息子がそれを喜んでモシャモシャ食べたことに端を発する。

息子もオリジナルチキンを好きではあるが、バケツ一杯食えるわけなかろうに、そのバケツを2個も3個もかかえてくるものだから、昼食べて、夜つまんで、朝も食べて、昼も・・・。 というふうに食い尽くさねばならない。 出来たてだとご近所にもおすそ分けができるのではあるが。

そしてこのオリジナルチキンがどっさりと入ったバケツは、年末にもよく登場する。 身内でクリスマス会なんてやろうものならば、必ず誰かひとりは、コレをかかえてやってくるわけである。 そのバケツに一体何個のオリジナルチキンが入っているのかはよくワカランが、とにかくそのうずたかく盛られたオリジナルチキンを見ると、若干引いてしまうというわけだ。

そんなケンタッキーフライドチキンが、現在「選べるお得な1000円セット」なるのもを期間限定で販売している。 その中に、ポテトパックという、ポテトとチキンがセットになった商品があるわけであるが、これに反応したのが、ヨメ。

フライドポテトにハマっているものだから、ポテトという文字を見ると、つい買ってしまっているわけ。 もはや病的である。 最近長崎は天気が悪く、魚屋を覗いてもロクなもん置いていない。 酒の肴がない。 しょうがない、ビールのつまみにオリジナルチキンを一個食ってみるか、としているところ、息子がスタスタとやってきて、「に、肉!」と言い、オイが手に持つオリジナルチキンをブン取り、去っていった。

ちょっと高すぎる自家製醤油

syouyu

突然携帯が鳴る。

  • T美:「あーもしもし元気ー?」
  • オイ: 「うん。元気。」
  • T美:「早速だけどあのね、すっごくイイ醤油が手に入ったのよ。」
  • オイ: 「ほー。」
  • T美:「醤油って好きでしょ?」
  • オイ: 「うーんまあ好きっちゅうか必須っすよね。」
  • T美:「欲しい?」
  • オイ: 「うん。 一応気になるからひとつちょうだいよ。」
  • T美:「おっけーじゃあ1本取っとくね。 500mlで1338円になります。」

くれるんじゃなかったのかよ。 しかも1338円て。 高っ。 いつもオイが使っている醤油は長崎のメーカーであるチョーコー醤油で、1L入りでも大体5、600円ぐらいである。

そして待ち合わせ先の居酒屋さんで、その高い醤油と初対面となる。 オイ:「アレッ。 これってチョーコー醤油の瓶じゃないの?」 T美「あ、そうそう。 瓶だけはチョーコー醤油の。 中身は別なのよ。」という。

なんでもこの醤油は、とある一個人が個人的に趣味で作っているものらしい。 さすがに瓶までは自作できないので、チョーコー醤油の空き瓶に入れているというわけ。 ふーん。 外見はべつにどうだってイイけど。 なにせ1338円だからさ、味が気になるわけ。 早速使ってみようということで、居酒屋の大将にアラカブの刺身と、あたらしい小皿をお願いした。

結果、微妙。 微妙である。 なんかね、「さしみしょうゆ」とか「味しょうゆ」とかそういうたぐいの若干甘めに手を加えてある製品に、さらにカツオブシと、みりんと、酒を加えるとおそらくこのような味になる。 結論として、「こんなカツオブシ臭くて甘ったるい醤油では刺身は食えぬ。」

この醤油の話を持ってきた本人は、ケッコウイケルとか言ってやがる。 醤油や味噌の好みって地域差がはげしいわけだけど、これはちょっとオイには高い買い物についた。 っていうか、そもそも買う気はなかったわけで。 ダマされてるのかオイ。

歯ブラシで性格がばれる!?

plaut

人生初の虫歯が3歳の息子にできた。

歯医者さんに向かう。 しかしさほど虫歯が進行しているわけではないので、フッ素コーティング(だったっけな?)を何度か行うと大丈夫なのだと医者は言う。

息子の虫歯に過剰反応したのがヨメで、やれ歯の磨かせ方が足りないだの、オイの酒の肴をつまむのが諸悪の根源だのと、イチイチウルサイわけであるが、歯医者さんが大丈夫って言ってるのならば、そーに違いないのだ。 落ち着け。

そして商売上手な歯医者さんから、虫歯予防に最適だというアイテムを買ってきたわけだ。 まずは歯ブラシ。 そして糸楊枝。

糸楊枝はよく見慣れた形をしているのだが、なんだその歯ブラシの形は。 まずヘッドが非常に小さい。 小さいというか、歯ブラシの歯ブラシたるゆえんであるそのブラシが、ちっとだけしかついていない。 このような歯ブラシを息子が使いこなせるのかは甚だ不安ではあるのだが、とりあえず磨かせてみる。

お、意外と使いよいようだ。 先っぽのとんがりが歯間にフィットしているようすがうかがえる。 なんだか気持ちよさそうである。 楽しそうである。 「ちょっとオイにもその歯ブラシ貸してくんない?」 と息子に言ってみると、あえなく却下された。 よし、オイも買ってきてもらおうこの歯ブラシを。 この歯ブラシの名は、Plaut(プラウト)という。

あ、そうそう。 歯ブラシでその人の性格がわかるとかどうとかいう話。 最近読んだとある本に書いてあった。

攻撃的な正確の人の歯ブラシは、傷むのが早い。

のだそうな。 そもそも歯みがきとはそれほど力をいれてゴシゴシやる必要はないそうなのだが、攻撃的な人は力任せに歯をガシガシ磨くのだと。 オイの歯ブラシの傷み方は自分でも早いかな?と思うが、別に自分自身を攻撃的だとは思わない。 むしろ、これはブラシが早く傷むように、早く買い換えてもらえるように若干手抜きして作っているのではメーカーさんが? なんて疑ってみるオイ。

オイは疑い深い性格のようである。 あなたの歯ブラシの傷み具合はいかがですか?

普賢岳

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前回は雲仙のオモロイ温泉タマゴやさんについて書いたんだけど、今回も引き続き雲仙ネタということで。

「地獄の入り口」から雲仙地獄めぐりを開始するわけだが、要は煙がもうもうと立ち上っている所が地獄なわけで、地獄めぐりというくらいだから、大小さまざまな地獄が点在しているわけ。

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各地獄にはそれぞれ名前がつけられている。 宿泊する旅館によっては、まさに地獄と隣り合わせになるわけで、部屋の窓を開けると、地獄の煙が入ってくるにちがいない。

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オイ家はなんの予約もなしに、ただブラリと雲仙を訪れて、一泊して帰ろうという話になったわけだから、どの旅館も満席で、なかなか宿を見つけることができない。 うーんこまった。 さてどうしようか・・・。 と車でウロチョロしていると、雰囲気のよい小さな旅館が目にとまる。 しかも空室ありだ。 よし。 ここに止まろう。

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その旅館は、かせや旅館という。 小ぢんまりとしているが、女将さんの愛想のよさや、良心的な値段はオススメできる。 ただ、「ドデカい露天風呂や温泉に入りたいのだオレは」という方には向いていないだろう。 温泉は、小さい。

それでもオイ家4人はご飯を食べて、温泉にゆっくりとつかり、満足したわけである。

fugen

翌朝、普賢岳を間近で見てみようではないか、ということで、仁田峠へと向かう。 仁田峠は、雲仙温泉街からすぐ近くである。

nita

仁田峠からはロープウェイが出ており、妙見岳展望台へと向かう。 展望台からの眺めは、高所恐怖症の方々にはちょっとキビシイかもしれない。

今朝の朝日新聞朝刊によると、普賢岳で赤い光が見えたのだという。 火山ガスが噴出している可能性があるのだとか。 火山活動が起こっている可能性は低いそうなのだが、もう少し調査が必要なのだとか。

普賢岳 - 山火事

な、なんと。 今朝(2006/11/09)テレビを見ていたら、普賢岳で今度は山火事が発生したのだとか。 自衛隊のヘリが近くのダムから水をくみ、消火活動を行っているそうだが、なかなか消火しきれないのだとか。 ヘリ、がんばれ!

普賢岳 - 山火事鎮火

11/11付の朝日新聞によると、ようやく鎮火の兆しがみえたのだとか。 後は雨が完全消火の手助けをしてくれるであろうと。 よかったよかった。

かせや旅館 | オカミさん、どうもありがとう。

地獄の温泉たまご

zigoku

温泉タマゴとは何か?

手元にある広辞苑で調べてみたが、のっていない。 じゃ、フリー百科事典、ウィキペディア:Wikipediaで調べてみるか。

温泉たまごとは、「卵黄は半熟、白身は半凝固状態に茹であげた鶏卵のこと」と、記載されてある。 そう、イメージどおりの 解説である。 しかし世の中には、こうした常識的概念にとらわれない自由な発想から作り出された温泉タマゴもあるわけだ。  実際この前食べてきたので、今回は温泉たまごの話をひとつ。

先日、雲仙で温泉に入ってきた。 その日の朝思いつきで、アポなしで雲仙で温泉に入ろう!と、決めた。

雲仙はいわずと知れた温泉保養地であり、「地獄」が有名である。 地獄とは、地下から蒸気が噴出しており、 その表面は、マグマが冷えて固まったかのようなボコボコした質感であり、硫黄の匂いが立ちこめる一帯である。  その地獄めぐりをしている最中、目の前にコチラにオシリを向けて中腰になってゴソゴソしているおばちゃん二人組みに遭遇した。

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近寄ってみると、温泉タマゴ売りのおばちゃんと、その客であった。 「あ、温泉タマゴね。 買ってみようか。」と立ち止まる。 なんでも本場で食ったほうがウマイ。 北海道に行けばカニ食って帰らないと損したような気にもなるし。 温泉タマゴは、ひとつ150円である。

「おばちゃん、ひとつちょうだいよ。」と話しかけると、普通のと、特上のがあるという。 普通のが100円で、特上が150円なのだそうな。  せっかくなので、特上を2個買うことにする。

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チャリンとおばちゃんに300円を手渡し、タマゴを2個取ろうとすると、待てという。 なんでもおばちゃんが自ら温泉たまごをむいてくれるとのこと。 そうですかと、目の前でむいてもらうことにした。 温泉タマゴをコンコンとやり、パリパリとまるで普通のゆで卵をむくかのような手つきで殻を取り除いていく。 そしてツルリとしたタマゴの白身が現れた。 「ホホ、さすがに毎日むいているだけあって速いね、おばちゃん。」 なんて語りかけたわけだがまてよ、白身がツルリンとしているではないか。

オイは温泉タマゴ屋のおばちゃんから、温泉たまごを購入したはずである。 がしかし、半分だけ殻から顔を出している白身は、ツルツルの卵肌ではないか。 上でも書いたが、

温泉たまごとは、卵黄は半熟、白身は半凝固状態に茹であげた鶏卵のことである。

とwikiにも書いてあるし、オイもいままでそうだと考えていた。 しかしこの雲仙の温泉タマゴ屋のおばちゃん製の温泉タマゴは、白身がガチガチなわけだ。 ちょっとイヤな予感がするし。

おばちゃんにツッコミたくもなったが、半分だけ殻をむかれた温泉タマゴを手渡され、その人の良さそうなおばちゃんには、なにも言えないまま温泉タマゴを受け取った。 もしかすると、おばちゃん的に、白身はどうだってイイのかもしれない。 おばちゃんの温泉卵に対するこだわりとは、黄身の半熟加減の素晴らしさなのかもしれない、と考えて、さっそくパクリとやる。 すると、現れた黄身は・・・・、芯までしっかりと熱が通っていて、半熟どころではない。 半熟にかすりもしない、普通ーのゆで卵だったわけだ。 よって口の中が黄身でボソボソになりながら、「t、ちょっとおばちゃん、これって温泉たまごじゃなくて、ゆで卵ですよね?」と、やんわり尋ねてみた。 するとおばちゃんはこう答えた。

「いんや、それは温泉タマゴです。 私が作りました。」とアタマっから疑問を否定された。 そりゃそうである。 非常に目立つ黄色い看板には、「地獄蒸し 温泉たまご」と、堂々と書かれてあるわけだから。 「でもねおばちゃん、そもそも温泉たまごというものはですよ、」と、思いの丈を語ろうとも思ったけど、やめた。 売ってる本人が温泉タマゴって言ってるんだし。 だまって食べよう。

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しかしこの温泉タ、いや、何の変哲もないゆで卵ではあるが、マズいものじゃない。 なんだ、よく見てみれば、お店の前にちゃんと殻をむいたサンプルを出しているじゃないの。 これじゃー文句はいえないな、ハハハ。 でも、サンプルは若干半熟になってるじゃないか。

大体普通のだという100円のほうの温泉タ、いやゆで卵には、「特大」なんて書かれているけど、となりの「特上」と、大きさが同じじゃないか。 それじゃなにかい、普通のタマゴと比べて特大ということなのかい。 いや、オイの経験的に、このタマゴは、せいぜいL程度の大きさでしかないはずである。 きっと、おばちゃんの感性的に、特大と見えてしまうのかもしれない。

taurin

ち、ちょっと待った。 特上のたまごなにか書かれている! あぶないあぶない、見逃すところだった。 一個手にとってみる。

たうりん

特上の温泉タマ、いや、ゆで卵には、ひとつひとつすべてのタマゴに「たうりん」と、鉛筆で書かれているわけである。 「たうりんって、あのタウリン? リポビタンDの?」

タウリンとは

タウリンとは、アミノ酸の一種であり、消化作用を助ける働きがある。 タコ、イカはタウリンを多く含むんでいる。 人間、、ネズミにとっては体内で合成できるため必須アミノ酸ではないが、ネコははタウリンを合成する酵素を持っていないため、ネコにとっての必須アミノ酸である。

-以上タウリンについてwikipediaより-

「鳥の食べ物が違います」って、宣伝文句で書いてあるけど、これって「たうりん」を含んだエサを食べている鳥が産んだ卵を温泉タマゴもとい茹で卵にしましたという解釈でまちがっていない? と、おばちゃんに尋ねてみると、なんとこんな答えが返ってきた。

「いーや、普通のタマゴと特上を区別するために、特上にはたうりんって書いてるの」

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だ、そうだ。 これを聞いて、オイはその場で本当にタマゴを吹いた。 だって、おばちゃん面白すぎるよ。 おばちゃんがタマゴに鉛筆でたうりんたうりんって書いている様子が目に浮かびましたよ。

区別する為だけならばさ、○印だってイーじゃない。 何故それをわざわざ「たうりん」と、書くのか。 もはや、このおばちゃんに関しては不明である。

温泉たまごのおばちゃん、オイ、イロイロ言っちゃったけど、全然不満じゃないんだ。 むしろ、面白かったよ。 今度地獄にきたときも、是非温泉タマゴをおばちゃんから買いたいと思います。 体に気をつけて、がんばってください。 と、心で言いながら、「リガタンシタ」と言うおばちゃんを後に、ゆで卵を手にもちながら、地獄めぐりをする。 思わぬ所で時間をとったので、足早に巡る。 温泉にも入らないといけないし。

ホンット雲仙の地獄って面白い所だね。 最後にこの立て看板を見て、ラムネを噴出した。

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皆さん、長崎に来る際は是非、雲仙地獄へ行き、温泉タマゴを買って食べてあげてください。

ウィキペディア:温泉たまご
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%94&oldid=8278877

付録:ぷちぐる / 半熟卵の作り方

本格焼酎の日 | 11月1日

hozan

今日11/1は、本格焼酎の日だという。

本格焼酎とは何であるか? 以下本格焼酎の定義をリストしてみる。

  • 麹を使用
  • 穀類、いも類、酒かす、黒糖及び穀類、芋類を主原料としているもの。
  • 単式蒸留器で蒸留したもの。
  • 一切の添加物を加えていないもの。

以上焼酎紀行より:http://www.shochu-kikou.com

とまあこのようなかんじ。

土用の丑の日だといわれると、ウナギを買いに走るように、この本格焼酎の日にも反応せずにはいられないオイは、本格焼酎を探しにデパートへ。 そして今回選んだ本格焼酎が、「宝山」なわけである。

宝山は、鹿児島にある西酒造さん作の本格焼酎である。 芋焼酎であるからして、薫り高く、甘味がある。 「気合度数120%」なんて赤字でラベルに書いてあったりもする美味しい焼酎である。 さあ今晩は、これで一杯やるとするか。

西酒造公式サイト:www.nishi-shuzo.co.jp
※flashサイトで、音も鳴ります。

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