2006年6月アーカイブ
「さあ、何にするのっ、早よきめてっ。」とヨメにせかされて、ほっかほっか亭の弁当のどれを食べようかしばし悩む。
唐揚げ弁当定番なんだけど、唐揚げ4コ(5コかな)しか入っていないし、おかず足りんしごはん余っちゃうし、チキン南蛮はヨメが注文するだろうからカブりたくない。 夏の新メニューなんかにはテコでも飛びつかない保守的なオイだしまてよよく考えてみたら今あまり腹へっていないんだっけな。
「とりあえずのり弁にしといてよ。」と、のり弁を頼む。 「あ、もとい。 得のりでおねがいしときます。」と大体注文しなおす。 質素なノリ弁、タルタルソースぐらいつけてくいたいしね。 しかしのり弁と「得のり」ってタルタルソース以外は何が違うの? 唐揚げ? としばし考える必要もないどうでもよいことに思いをめぐらすうちに、できたみたい。 のり弁。 うーん、後で食お。
ヨメ宛に届いた荷物はサクランボだった。
ほう。 サクランボね。 ふんふんどれどれ。 オイはサクランボが大好物というわけでもないので、それほど取り乱すことも無く、ヨメが開封するのを落ち着いて横で待つ。 ま、興味本位なわけだ。
そうして封は破かれ、サクランボが現れたわけだが唖然となる。 もうビックリするぐらい綺麗なわけだサクランボが。 なんちゅうか、一点の曇りもない丸いピチピチしたサクランボが大量に整然と並んでいるではないか!
サクランボ一粒一粒の美しさにしばらく見とれる。 ウチの子2匹がさっそく手を伸ばす。 バチッと手を払う。 しばらくはこの大自然と人間の血と汗が一緒になって作り上げた大宇宙の神秘を感慨深く見つめようではないか。 とかなんとか思ってたら、ヨメが速攻手を伸ばしパクリ。 「美味~。」とかいう。 それを見て2匹も次々と食いだした。 そこでオイもどれ一粒。
そもそもオイは、果物を食べるといっても夏みかんやスイカ、それにナシ程度しか好まないので、今までの人生の歩みでサクランボをそれほど何回も食べたわけではないのであるが、このサクランボはとにかくウマイ。 口の中に放り込み、噛むと、張りのある表皮が破れ、甘い果肉(果肉でいいのか)がジュワッとしていて、さらにタネ周辺のサクランボ中心部に至っては、なんちゅうかこう甘酸っぱいわけである。
サクランボをそれぞれ気のすむまで一通り食べ終えたところで、一枚のチラシが入っていることに気付き、読んでみる。 ふーん。 このサクランボは山形産なんだ。 佐藤錦っていう名前なんだね。 ほう、6月下旬が旬とは。 まさに今ではないか。 ちょっとwikiでもう少し詳しく山形を見てみようか。 ということで判明したのが、山形県は果樹王国であり、なんとサクランボは「山形県の木」であり、生産品として全国的に有名だと書かれてある! ほーう。 えっ。 しかも、高級ブランド「佐藤錦」が有名だと。
うわー。 このサクランボもとい佐藤錦は高級ブランドだったんだ。 あらためて食お。 うんウマカ。 なんだか高級感の漂う極上の風味ですなーと、ブランドの力がなお一層美味しさを引き立てる。 こりゃまさに「赤い宝石」だね。
そうしてこの佐藤錦に敬意を表する意味もあり、ヘッダの画像を佐藤錦に変えたのである。
ちなみにこの美しい佐藤錦を販売されているのは 斎藤果樹園(音が鳴ります)さん。 通販もできるみたいっすよ。
大袋と小袋がある。 どのみちどちらも袋の大きさに対して内容量は少ない。 そんなカルビーのさやえんどうが、大好きなのである。
ひとたび開封しようものならば、瞬殺。 袋からさやえんどうを取り出し、口に入れてボリボリ。 やがていっぺんに手に取るさやえんどうの本数が増えだし、あっという間もなく袋はカラになる。
親子で食おうものならば、その減り方は尋常ではなく、やがて奪い合いに発展する。 昼飯くったあとにさやえんどうの袋を発見しても、やはり開封して食ってしまう。 「今日は半分だけ食べて、あとはまたこんど。」なんて決めているにもかかわらず、やがて袋はカラになる。 「このお菓子は麻薬的だ。 あぶない。 取りにくい所に保管しておこうっと。」なんて決意して手の届かない食器棚の上に放り投げていても、やがてイスを食器棚の前に運び込んでまでして、さやえんどうを求めるわけである。
「じゃあもう買ってこないから。」なんてヨメに言われると、猛抗議して、家庭に常備させるわけである。 いまこうして書いている間もずっと、小袋から取り出しボリボリ食っているわけである。 そしてキーボードがベタベタになり、ヨメに叱られるわけである。
面白いお土産をいただきました。
東京渋谷にあるというチャイナハウス龍口酒家 (ちゃいなはうすりゅうこうしゅか)の角煮おこわであります。 なんでもこのお店、メニューがないのだという話。 全てお任せ料理だけだという話。
早速レンジでチンして食ってみますと、「ホンワッ。」と独特の香りが漂う。 おそらく八角の匂い。 そしてもうひとつそのおこわ全体をくるんでいる葉っぱからなんだか珍しい匂いがする。 これ何だ?と考えてもワカランかったので、電話で問い合わせてみると、なんと「ハスの葉の香り」だった。 この角煮おこわはハスの葉にくるんで蒸されるそうなのです。
味としては、やはり日頃慣れ親しんだこんな角煮やあんな東坡肉のほうが口に合うわけではありますが、特筆する点がひとつ。
普通テイクアウトの食い物といえば、その容器も簡単な作りなわけですが、この角煮おこわの容器は一味違うわけです。 小さなかわいい蒸篭(せいろ)に入れられているわけですが、そのセイロがまたよく出来ているわけです。 セイロだけでも東急ハンズにて850円で売っているような感じの出来栄え。
このセイロが手に入っただけでも大満足のオイでありました。
スーパーメンチカツが売られているスーパーには他にも多種多様なお惣菜が売られているが、中でもオイのお気に入りに白身魚のフライというものがある。
といっても何か特別なものではなく、ホカ弁のり弁に入っているあの白身魚のフライと姿形は同じようなものである。
がしかしやけに美味いのコレが。 買って持ち帰ってチンなんかしてはいけない。 家にあるソースなんかをかけてもいけない。 冷たいまま買ってきたそのまま食うと、ウンマイのこれが。
フライなのにべっとりとした衣になんだかほのかなチーズのような香りがするわけだがこれが病みつきへのきっかけになったわけ。 だが決してチーズが入っているわけではなく、何の魚かもわからず、どこで獲れた魚かもわからず、いつどこで何度揚げられたものかもわからないというこの白身魚のフライが大変お気に入りなわけである。
しかし、ウマイからといって決してご飯のおかずとしてや、酒の魚として買い求めてはいけない。 おそらくあまりのマズさにビックリするかもしれない。 実証済みである。
この白身魚のフライは、ご飯時ではなく、3時前頃に白身魚のフライ単独でかぶりつかないと美味しくないことがハマって7日目に解明されたわけである。
さ、今日もヨメに買ってきてもらおう。
あー梅雨うっとおしい。 体がベタベタする。 湿気プラス目に見えない微量の汗が全身からにじみ出ていて、それがこのベタつきを引き起こしているのかななんて考えてると、無性に腹立つ。
ここ数日ジメ暑いので、お好み焼きを食おうよと家族がうるさい。 ゲッ。 先週も食ったばかりではないか。 でも食いたいのならば仕方がない。 作ります。
言うまでもないが、ビールはお好み焼きで山のように飲める。 制限してくれないと止まらんという勢いで飲める。 合うんだよね。 しかし、お好み焼きをつまみながら日本酒や焼酎なんかをグイッ。 とやるというのも若干キビしい。 そこでお好み焼きを焼いている横っちょでひっそりと鉄板焼きを作るわけであります。
今日はイカを丸ごとぶつ切りにして、若干塩胡椒して焼くだけというイカの鉄板焼きで飲むわけです。 おっと焼きすぎてはいけない。 煮えたか煮えないかで食うわけです。 これはこれで美味いので、子供らにたかられて結局オイの食う分無くなっちゃってしまうんだけどさ。
「コーラを飲みなさい。」
胃が痛いのは胃酸が胃壁の傷に染みているわけだから、それを中和する為にもコーラは適している。 さらにコーラは糖分が多いので、カロリーの補給にもなるからだとか。
パリに在住する日本人の男。 彼は風を引いて、38度の熱を出した。 病院へ行くと医師は言った。
「体温よりも2度低い風呂に入れなさい。 そして布団を掛けず、寒いところに寝かせなさい。」
日本のなるべく暖かくしなさいという療法とはまるで逆のことを言われて戸惑ったが、医師を信じて言われたとおりにすると、すぐ治ったそうな。
読むクスリ19より
ちなみにオイ家では昔から胃や腹が傷むと梅酢を飲まされ、風をひくと卵酒であります。
「すごく感じが悪いのがウリ」という客商売の既成概念を根底から 覆すようなバーに行き、その感じの悪いバーテンがやけにおかしくて朝まで 飲んだわけ。
そんな彼からためになる話をひとつ。 安いバーでお客の回転を早くしたいときにはカウンターの幅を狭く45cmぐらいにする。 ラーメン屋や立ち食いソバ屋を考えるとわかるね。 逆に高級バーでは60cm以上の幅をとるわけ。 居心地がよくてゆったり飲めるわけ。 要はカウンターの幅を見るだけで、カクテル一杯の値段がどれぐらいか見当がつくわけ。 ふーん。
「あ、もう7時半か。 帰ろ。」 店を出て、出勤中のサラリーマンの波 とは逆方向に家路に向かう気分はなんちゅうかこう、日陰で生きている人みたいで、ダメ人間みたいでたまにはこういう経験をするのも良いわけだ。(たまにでもないか)
家に着くともう限界で、寝てないから頭イタイわ、なんだかウォッカが歩いた振動で揺さぶられて胃を少し溶かされたような感じだわで、横になりたい。 でも小腹がすいたし、体が毒素まみれになっているようなのでシャワーでなくて、風呂にも入りたい。 よし、ボロボロの体にムチ打って、小腹も満たして風呂にも入ろうではないか。
なんかないかなんかないかと家内を物色してみると、蕎麦を発見。 うん、食いたい食いたい。 大鍋で湯を沸かす。 さてその間に風呂にでも入るか。 風呂の温度はかなり高めに調節し、15分ぐらい半分寝かかりながらつかって、一旦湯船から脱出して冷水シャワーを全身に浴びせかける。 おもわず心臓が止まりそうなショックをうける。 そしてまた熱い湯船へつかる。 これを数回繰り返すわけだ。
そうすると出るわ出るわ汗。 まさに汗が滝のように噴出してくる。 体中の毛穴が開き、体内にたまった不純物というかアルコールというか毒素がにじみ出てくるようなかんじ。 なんかもうすごく気持ちがイイわけ。
汗を流す。 もう干からびるぐらい流す勢いで入浴を終える。 あ、そうそう蕎麦を食おうと湯沸かしてたんだっけな。 蕎麦のことは完璧に忘れていた為、鍋の湯はほとんどなくなり、空焚き寸前だった。 めんどくさがりながら、でも汗をかいたので少々すがすがしい気分でお湯を足す。 蕎麦を茹でる。
さて。 食うか。 あ、薬味ないや。 でもまいっか。 でも、なんだか腹へってないな。 というかなにも口に入れたくないような気がしないでもない。 うーんせっかく蕎麦茹でたんだけど、寝よ。 ガクッ。
とそのまま食卓で寝て、起きた。 あ、蕎麦そのまんまだ。 記念に一枚パチリ。
発泡酒と第3のビールを合わせた割合が、ビールの割合を上回ったとかいう生地を新聞で読んだ。 ビール類のざっと半分が「ビールではないビール」になったと。
ビールは考えているかもしれない。 いままで地道にコツコツひとりでがんばってきたのによくもぬけしゃあしゃあと新参者の発泡酒や第3に乗り換えるなんてさ。 消費者、マジで? と。
昨晩(というかさっき)、賛第3発泡酒のメンバーが集まる集団内でビールを飲んでいたときのこと。 「ビールよりも発泡酒のほうがクドくなくて飲みやすい。 」という意見で盛り上がる。 普段「ビールはキリン。 キリンのビールしか飲まん。」なんていう姿勢を貫くオイは、「モルツ」は日本食に合うとかやっぱりエビスだとかなんとかカントカいう話の中でも一貫して同ブランドのビールしか飲まないという姿勢を長年続けてきたわけだ。
昨晩の一席で圧倒的なシェアをほこっていたのが、キリン「のどごし生」である。 少し早いような気もするが、大ポリバケツに水を張り、氷を沢山入れてその中に色んな銘柄のビールをほうり込んでいるという夏たけなわビール満喫スタイルの中の7割は「のどごし生」だった。 あのグッさんがCM出てるヤツ。
まあビールも少なくなってきたし、よく見るとのどごし生はキリン製だしということで、一本飲んでみることにした。 「パシュ、グビ。」
バナナの味がする。 おかしい。 もっかい飲んでみる。 やはりのどごし生はバナナの味がするわけである。 ビールを飲んでまさかバナナの味に遭遇するとは思いもよらなかったオイはいささか辟易し、一旦缶を置く。
その後一気飲みすると、バナナの味を感じないということをハッケンし、もう何十本目かもワカランぐらいビールを飲んでいるのに、ここからのどごし生の一気飲みを始めることになってしまったのである。
もう腹いっぱい。
カップラーメンはウマイ。
コンビニなんかで新製品を目にするとほとんど買って食べてみる。 後乗せ式かやくだの、フタの上に置いて温めておいて、召し上がる直前にお入れくださいだの、「やけにコブクロがいっぱい入っていて、いちいち入れるのメンドクサイし。 全部一まとめにしろ。」なんて考えながら食うんだけど、昔と比べて随分美味くなってきた。
がしかし中には「正気かこれ?」なんて思う激マズカップメンなんていうのもチラホラ。 そこで今日はなんと、メーカーが美味しすぎる製品を発売しても売れないという日清食品部長の某氏のお話。
同社では試作品が出来ると下の肥えた社員がモニターになり試食をするのだそうだが、満場一致で「ウマイ! こりゃ売れるゾ! ウヒャ。」なんていう製品ほどダメなのだそうだ。
発売と同時にTVで大々的に宣伝をするわけだ。 そうしてそのCMをみた消費者達が試しに買ってみる。 「とりあえず買ってみよう」という試し買いのピークは発売から3週間目にくるとのこと。 7週目あたりになってリピート客「ウマカッタ。 もう一回買お。」という行動の波がくる。
発売前の試食でウマイと太鼓判を押された商品はこのあたりまではよく売れるとのこと。 7週目をすぎて売れ行きのカーブが上を向くか下を向くかが、カップメンの寿命を占うカギとなるらしい。 ヒット商品となるものはここから上昇カーブを描くわけだが、絶対売れる、といわれたものほどここから下降していくそうな。 そうして一旦下降を始めたら、いくら宣伝費をかけても回復しないという結果になる。
日清の会長、安藤桃福氏はこうおっしゃったそうな。
味がおいしすぎて、あるいは量がたっぷりとあって、十分満足すると、消費者に余韻が残ると。 口と腹の満足感が続く。 だから次に買おうと思うまでの時間が長くなる。 つまり2度目3度目のリピートにつながりにくくなる。
対して、「うーんウマイけどもうちょっとなんかこう・・。」とか、「ウマかったんだけど少ねぇーなコレ。」と、ある種の飢餓感を消費者に抱かせると、「次は満足できるかも。 よし。 もっかい買ってみよう。」と考えてリピートにはしる。 この積み重ねが爆発的なヒットにつながるというわけ。
つまり、「この値段ならばこの程度のお味でしょうな。」という消費者の中にいわるるひとつの尺度があるわけ。
-「読むクスリ」より-
口の肥えた飽食時代の消費者ではあるけれども、満足させすぎてはいけないと。 なるほどね。 でも消費者的には安かろう美味かろう量多かろうのほうが助かるよねウン。
飲みに誘われるのはイイけれど、そんなに急に言われても都合のつけかたというものがある。 ましてや先輩に誘われた場合、お断りするなんていう行動はそもそも選択肢にはないわけで。 そうして10人ばかりの飲み会に 同行したのである。
10人程度がぞろぞろと店内に入る。 座敷にすわる。 さて。 ともかく生だ。 ビールだ。 「えーっと生の人。」 8人が手を上げ、2人はウーロン茶。 ということで生8つちょうだいよ。
店員:「あいにくジョッキを切らしておりまして、8つもジョッキがありません。」
「は? ジョッキ無いてか。 んもうじれったいなふんとにもう。 とんかくビールを飲みたいので、ピッチャー3つよこしてくださいよ。」 とにかく喉が渇いているのである。 入れもんなんてなんでもイイからとにかく一刻も早くよく冷えたビールをくださいよ。
なんて思っているのに、とにかく速攻料理を注文したがるヤツがいるものである。 あとで注文すればよいものを、グジグジあーでもない、こーでもないとメニューとにらめっこしているやつが、奥に3人。 こいつらがまた注文決まらないの。 のどの渇きは怒りに変わりつつあり、「姉ちゃん、あのね、このメニューに載ってる料理全部もってきて。 あと手場先だけは一人2人前ずつでおねがい。」と、勝手に注文してしまう。 カンタンな居酒屋に来てるのに、そんなにつまみを厳選する必要もなかろうに。 全部注文したって頭数で割りゃーなんてことない。 さあ、ビールをもってこい。
そうしたらその3人、こんどは焼酎を注文したがる。 のび太大人版みたいな気の弱そうな外見のそいつが、やけにエラそうに「焼酎何があんの? 麦芋米? んでどれが一番ウマイの? あ、グラス?4個。いや5個。ていうか焼酎飲む人だれ?」なんて聞きやがるし。 「だから生を8つ持ってきてと、注文してるだろうが。 まあ待て、待たれよ。 生飲んでから焼酎頼めばイイじゃないか。 どれがうまいのなんて、好みにもよるだろうがしかし。」と、心の中でそいつに忠告し、リアルに「じゃ、焼酎麦芋米、それぞれ一升瓶3本もってきてちょうだい。 グラス20個に氷とお湯もおねがい。 それよりとにかくビールを持ってきてよ。」と告げる。
ピッチャーが到着。 ささ、と隣近所のグラスに注いだ。 飲むよ。 そうしたら今度は挨拶がどうのこうのとか言い出すヤツがいるぞ。 もう飲んでからでイイじゃないかまったく。
そうしてたまりにたまったうっぷんも加勢して、ビールを一気に5杯ぎゅーっと飲み干す。 新しいピッチャーを手に取り、のび太の横に座る。 そしてのび太に有無を言わさず注ぎに注ぐ。 そうして焼酎セットも用意して、のび太に焼酎の水割りを作りまくる。 のび太は「レモン汁」なるものを持参しており、これを焼酎に数滴たらせば悪酔いしないとかいうので、のび太のグラスにそれをドボドボ入れて、焼酎を注いで飲ませる。 飲ませてばかりじゃあんまりなので、オイもそのレモン汁を数滴入れて、焼酎ロックで飲んでみると、マズい。 こりゃかえって悪酔いするね。
とにかくそのレモン汁を持参した張本人のび太のグラスに焼酎のレモン割りを幾度となく作り、飲ませ、30分で潰した。 おやすみ。 のび太はやはりのび太なのである。
いよいよ今晩の日本戦が気が気でないわけだが、またいたのだW杯男が。
対面からカップルが歩いてくる。 男のほうが小さい。 そのカップルとの距離が10mm程度に近づいたとき、W杯男2の全貌が明らかになった。 その男は目の細いだるまさんのような顔立ちで小太り。 うっすらと汗をかきながら微妙に笑みを浮かべている。 首は無い。 髪型も奇をてらう。 これがジャパンブルーのadidasのフルジップのジャージをむっちりと着ており、左胸には自分で貼り付けたのであろう日本の国旗。 すれ違い様に確認すると、背中には「JAPAN」のロゴ。
イイんですよべつに服装は。 しかしその男のどこから沸いて出てきたのかもまったく想像すらできない奇妙な自信というか自慢げな顔つきがもうなんちゅうかおかしいというかなんというかムショーに腹立ったわけである。
そんなお店のウワサを聞きつけた女の子2人が尋ねてきて、運良く座れたという。 そうして料理を楽しみつつ、酒を楽しんでいたわけだ。 しばらくして女2人は大将との溝が少し埋まったかな? なんて思い、軽い気持ちで聞いてみたわけだ。
「大将、その網焼きしている肉に今振りかけたものは何ですかー?」
この質問が、大将と女2人に大きな深い、決して埋まることのない溝をこしらえたのである。 とにかく大将の仕事に口をはさんではいけないわけだ。「あんだこら、え、オレの仕事がそんなに信用できないのかい。 帰れ。 帰れーっ!」と一喝。
一人の女の子はビックリして一瞬にして酔いは吹き飛び、大泣きしながら店を飛び出した。 その女の子の走り去る姿を見ながら、「もう来んなよコラ。」と追い討ちをかける大将。 一人取り残された女の子。 こっちも泣き出すまでは時間の問題か。 ああ恐ろしい。
いくらどんだけ常連の男でも、女連れで入店し、「オレこんな隠れ家的穴場職人風厳選美味酒処知ってるんだもんね。 どうだカッコイイでしょ。」なんていう下心が大将に見抜かれると入店できないらしい。
とにかく純粋に食を酒を楽しむため以外の入店は、お断りなのだ。 こんなお店、いかが?
とある有名ラーメン店へO氏と行く。
オイ的には「エイサ、エイサー。」とかなんとか言いながら麺の茹で湯をジャボジャボこぼしながら水切りをし、とにかく店のスタッフ全員でわめきちらす店の、カツオの効いたスープを味わいたい気分でもあったが、連れのO氏のたっての希望により別の店にいくことになった。
あいや、行列ができてる。 しかしそれほどの行列でもないし。 最後尾に並び、入店後は「とりあえず生2」を注文する予定なので、肴のつもりで餃子を2人前あらかじめ注文しておく。
さてようやく入店できた。 さ、生を注文して餃子も体よく運ばれてきた。 ラーメンを食べる前に一杯やりましょうよ。
O氏は語る。 O氏の話の9割は女の話である。 なんでも気のある女というものが、必ず問いかけてくる質問があるそうだ。
「女いっぱいいるでしょ?」
と。
とりあえずこのように聞かれた場合、自分が落としたい女であればあるほど、「いーや、女なんていないよ。 オマエだけだよ。」あんて自分の実直さをアピールせんがために言ったりしがちだかこれは誤りだと。
O氏の場合はこう答える。
「うんいっぱいいる。 山ほどいる。」
これはなぜかというならば、上の様に答えてもついてくる女というものは、「自分は山ほどいる女の中の一人」だと解釈しているということ。 これはフランクな大人の遊びができるということらしい両人一致で。
女:「女いっぱいいるでしょ?」
男:「いやキミだけさ。」
なんて答えた場合。 ついてきた女は相当執念深く独占欲が強いので、遊ぶにはリスクが強すぎてキケンだということらしい。
このようなあくまでも0氏の考えだが、ウンウンうなずいて話を聞いていると、なんだか他にも変なことを話しだしそうなので、面白がって調子にのせてみる。 「すいませーん。 生ビールおかわり。」
昔O氏がいれこんだ銀座の女が出世して、店をもった。 招待をうけたので出向くと、なんとそのお店は100坪ほどの広さであり、カウンンター3本。 この広さにテーブル6席。 敷き詰められたじゅうたんの毛の長さは6cm。 とにかく座っただけで15万円。 こんな店らしい。
ここまでの話を聞くのに小一時間。ラーメン有名店に来て、ラーメンを注文せずに1時間ほど経過しているわけだ。 もはやO氏の話はとどまることをしらない。 なんかもうしゃべりたくてウズウズしている様子。
「ここではこれ以上しゃべれん。 ウォッカ専門店に行こう。」というO氏の誘いに乗らざるをえず、結局ラーメンを食べずに店を出たのでありました。
しかしそのF氏に一年前の面影はなく、話しかけられてからF氏と理解するまでおよそ15秒程度は要したかと思う。 以前は中肉中背プラス腹ぽっちゃりという感じの体型だったのが、もう激ヤセではすまされないほど痩せ細っている。
「Fさん、痩せましたね~。 かなり走りこんだ? 最近飲むの控えた?」なんて言ってみようかとも考えたんだけど、もしかするともっと重大な何かがあって痩せているのかもしれんということで、触れないでおいた。
しかしF氏は元来大っぴらな性格であるために自ら話し出した。 「オレ病気なのよ。」と。 そう話されて返答に困り、とりあえず近々飲みに行きましょうか。 と、約束して別れた。
うーんさて。 困った。 原因が病気だと言っても食あたりとかだったらイイんだけどさ。
ホタルシーズンだということで、山奥へ出向いた。
この場所には久々に来たんだけど、なんだか雰囲気違うなとか思ったら、 河川がコンクリートで舗装されていまっているわけだ。 なんとさらに上流 にはダムが作られているとか。。 慣れ親しんだ自然を破壊するな。ボケ。 なんて考えながら、日が落ちて、ホタルの発光する様を観察できるように なるまでしばらく散策してみることにした。
オイと息子で「あーやっぱ山ん中は空気が違うな。」とか上質な空気を 吸いこみながらしばらく歩いていると、現地住民と遭遇した。 その現地 住民(以後K少年)は、尋ねたとこと、カエル取りに没頭している最中だとか。 そんなK少年に、我々は、ホタルを観察しにきたという趣旨を伝え、さらに この辺でなにか面白いところはないか?と、聞き出してみたのである。
「あるよ~。」と、K少年。 (以下K少年の証言があまりにも難解だった ので、オイ要約)
川に沿ってずっと上流へのぼってゆくと、獣道がある。 そこからさらに5分ほど山のなかに入っていったところにアーチ状になった 大きな岩があると。 そこをくぐると小さな広場があると。 そしてその広場 は昔平家の落人が逃れ隠れた場所なのだと。 だから地元の住人はその場所を まつり、K少年が生まれる大分前までは年に一回お祭りが開催されていたと。 しかし今ではそれもすっかりすたれ、地元民にも忘れられた場所になろうとしているらしいのだと。
「お、面白そー!」ということで、K少年を我らガイドに任命し、K少年、オイ、息子の3人で、いざその場所を目指した。 オイと息子はビーサンに単パン半そでという夏たけなわスタイルで、このような格好で山の中に入るなんであまりにも無防備すぎるわけではあるが。
木々が茂り、おそらく年中湿っているのであろうコケがびっしりと張り付いた歩きにくい山中を息子を小脇に抱えながら登るオイであったが、その場所がこんなに遠く、また道が険しいとは思いもよらなかった。(すでに20分は歩く) しかしこのK少年、ホントにその場所わかるのだろうか? 遭難したらどうしよう。 なんて不安もよぎるなか、ようやくたどりついたわけだ。
K少年が言う通りそこだけ木々がなく、ちょっとした広場になっている。 そして奥にはほこらのようなものがあり、なかにはこんなものがまつられていたのである。 ↓
少し不気味だなと思いつつも一礼し、落ち葉を少し払い、一枚撮らせていただいた。 あたりも少し暗くなってきたし、そろそろ下山しようか。
3人泥だらけで元の場所に戻り、いそいでヨメにこの世紀の大発見を伝えに走る。 えーいこの際、K少年も連れて行こう。 ヨメは我々を見るなり、オイと息子が何故泥だらけなのかということ。 そしてK少年という人物がくっついていることにビビり、それが後に怒りへと変化し我々に降り注いだのでした。
その後無事ホタルを見ることが出来たのだか、写真をとる気力はもはや無し。 家路についた。
アジの一夜干しにワカメと豆腐の味噌汁。 お漬物に海苔15枚。 さらに卵と納豆さえあれば、ベストな朝食を食えるわけですが、いつも毎日そんなベストセッティングができるわけがないわけであります。
自宅で宴会をして朝方まで騒ぎ、いつもより少し遅めに目覚めてなんか食おうとキッチンへ向かうと、時折その散らかり方というか荒れ方にしばらくボー然ア然とすることがあるわけです。
しかし只ボー然ア然としているだけではなんにもならないので片付けはじめます。 「一体誰がこんなに何十枚もの皿食器を使ったんだ? 昨日何を食った?」なんて重い頭で考えながら洗い物をしていると、ウチの子が起きてくる。 親として、朝メシを食わせてやらねばなりません。
さてそれではアジの干し物を冷蔵庫からとりだし、「アラ、無い。」やはりたまに切らしてしまう場合があるのです。 そんな緊急事態の際登場するのが、この魚肉ソーセージなワケであります。
普段は冷蔵庫の中に入れてあっても見向きもされない、食おうという気すらおきない魚肉ソーセージなわけです。 洋風朝食の花形であるベーコンと比べてみても、なんだか粗末に扱われている感がある魚肉ソーセージなわけです。 こんな魚肉ソーセージを外袋から取り出し、表面にぴったりと張り付いたビニール製のボディ・コンシャスの一部を歯で食い破り、ズルズルと脱がすわけです。 そうして適当に切りわけ、多めに油をひいたフライパンを中火で熱し、揚げるように焼いていくわけです。
もちろん洗い物をさばきながらの炒め作業となるので、時には黒焦げにしてしまい、一からやり直さなければならなくなったりもするわけです。 なので横目でチラチラフライパンの中の魚肉ソーセージを意識しながら、洗い物を進めるわけです。 そうして「もうこれ以上炒めたら焦げるでワシ。」というギリギリのところまで炒めて、「ハイ今日の朝食は魚肉ソーセージですけんね。」と、子に差し出すのです。 ちなみに子は、その充分炒められた魚肉ソーセージに醤油をふりかけ、さらに時としてマヨネーズをニュルニュルとかけて、食べるわけです。
何気に「ふんこの役立たず。」なんて思いながらガステーブルの掃除をしていたわけだが、電池を入れる場所をハッケン。 ためしに電池交換をとりおこなうと、わが家のガステーブル、元気になった!
今までは「チッチッチッチッ、チッチッチッ、ボッ。」みたいな感じで思うがままに点火できないイラ立ちがあったわけ。 なんかこう、腹立つわけ。
電池交換後は、「チチチボッ!」何度繰り返しても「チチチボッ!」とチチチの音からして迅速なワケ。 点火ミスも減る。 点火に由来するストレスを感じなくなったというわけだ。
ガステーブルの点火でイラついた際には、電池を交換してみることをオススメしときます。
「へぇ~。 長崎にもリンガーハットあるんですねぇ。」
なんて東京らへんから来た男に言われたわけだが、「いやいや、リンガーハットは長崎出身ですけんね。」と答えつつ、(そんなことも知らんのかオマエは。 ちゃんぽんっていやー長崎やろうがこん)と心で思いつつ、リンガーくんも出身地がわからなくなるほど大きく成長したのですね(意味わからん)と感慨ぶかげなオイでした。
「銅座」という長崎の飲み屋街があるわけだけど、これもよその方々にたびたび大体こんな意味で尋ねられる。 「あ、銀座よりも若干落ちるから銅座?」
なんで銅座という名前かは知らんが、「うーん、カンケイないんじゃないっすか。」なんて答えるわけです。 ちょっとそのへん詳しくなる為に、長崎検定でも受けてみようかと考えるオイでした。
酒屋で「思案橋」なる麦焼酎を買ってみようと思ったのはこんな流れからで、その存在は前々から気付いていたんだけど、「これ美味いのか?」と少し警戒していたわけです。 しかし一長崎人として、やはり馴染みの地名を冠した商品があると、買わずにはいられないわけです。 この際、味がどうのこうのは関係ないわけです。 おそらく郷土愛なわけです。




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