みかんの正しいむき方

世の中には色んな作法というかやり方が存在する。 寿司屋でお勘定を払う際には板の向こうにいる職人さんに渡すものではない。 なぜならば彼らは直接食べ物を扱っているのだから。

庖丁を持ち俎(まな板)に向かう際、体を斜めに構えて庖丁を俎と直角に使う。 

お箸を使う際、先端6mmしか汚さなかった達人が、小笠原流のご先祖にいらした。

天ぷらを食べる時にはこういうふうに。 天ぷらの食べ方 →

とまあこういうふうなことが、大好きな伊丹十三さんの本に書いてあったんだけど、今日はなんとみかんの正しい剥き方。 今冬も一体何個食ったかワカランみかんの、ちゃんとした立派な(リッパかどうかはワカランガ)むき方があるのであります。 

mikan_box

まずはみかんのカコウ(緑のポッチ)を下に向け、その反対側の、中心に親指を突っ込む。 そうして、親指をさらに押し進め、みかんを大体3等分にする。 分かれた皮付きのみかんを手にとり、カコウ(緑のポッチ)側から上へ、みかんの袋を剥ぎ取る。 すると、みかんの袋にくっついている白いスジが極めてよくとれるというわけ。

どうですか。 できましたか? オイはみかんの種類にもよるけど、きれいに剥けたり、剥けなかったり。 でも飲み屋さんでダベルネタとしては面白い。

ちなみにみかんの木一本にて、日陰よりも日のあたる側になる実(みかん)が美味しく、しかもその木の中間点になるものが最良であるらしい。

さらににみかんは手にとってみて、軟式テニスの球みたいに弾力のあるものがよく、身の袋の皮が薄いモノほど味が良いそうな。 1メートルほどの高さからコンクリートの上にみかんを落としてみると、バカッと割れるモノほど美味しいそうであります。


-以上全て尊敬する伊丹十三さんのエッセイよりでした。-

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